寒い夜の停電を体験してみて・・・

 大荒れの天気は今日も続いていて雷鳴が治まることがありません。

まさに北陸の冬空で、昨夜は近所で雷が落ちたのか一時間近く停電になりましてね~

 

珍しい体験をしたもので、店の商品を挟みながら、その話をさせていただきます。

 

 

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近頃娘の帰りが夜の9時頃になることが多く、家事を手伝おかとかと家に戻ったのが8時45分頃だったように思います。

 

生協から届けられた食材が玄関フードの中に置いてあったもので冷蔵庫に納め、次にお風呂を沸かそうかと思った時に雷鳴が響き、室内が真っ暗になりました。

 

その瞬間、停電だと思いましたね~

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すべての家電製品が切れ、外に出てみると、あたりはゴーストタウンのように静まりどこの家も真っ暗。

 

お手上げです。

 

まもなく娘が帰って来て、懐中電灯とロウソクをかき集め明かりを取ると、娘が、「お腹が空いた~」の一言。

 

食事の準備ができている訳でもなく、調理をしないで口にできるものと言えば、炊飯ジャーにあるご飯と漬け物、そして、わずかな珍味と昨日の残りものの冷たくなった唐揚げが3つ。

 

サラダも作れましたが、寒さで体温を奪われていて気乗りしません。

 

仕方なく、質素な献立てで食べ始めると、ガスが使えることが分かり、お湯を沸かしてカップラーメンを加えての夕食でした。

 

 

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店に戻ることや、外出することも考えられましたが、停電の体験も今後に役立つかと思い、成り行きに任せていましたが、食事の間も電機は戻らず体温が奪われて行くばかり・・・

 

娘と向かう合うテーブルの間にほのかに照らされた明かりが静けさを呼び集めます。

 

そうなると会話が弾むものです。

 

震災があった3・11の被害者の話をしてみたり、町内の人が困っている様子を想像し、そのことを話したり、防災道具や状況を知らせるアナウンスの必要性など、普段では考えないことをいろいろ話しました。

 

停電は一時間ほどで復旧し、普段と変わりない生活を取り戻しましたが、私たちは、水や食料、電話であったり車などの移動手段や電気など、在って当たり前の生活を送っています。

 

そこには、豊かさを供給してくださる関係者がいて、一人では生活が成り立たない社会の仕組みがあります。

そんなことを考えると、どんな仕事にも意味を持つのではないでしょうか?

 

大きな社会の枠組みで、気づくことなどない体験を少しばかり教えてもらった出来事でした。

感謝の気持ちを忘れないように心掛けないといけませんね。

 

映像でアップした商品は「手刷り箱入り兎」というもので、この時期の贈り物として活用していただけたらと思い紹介してみました。

 

一つ840円の品です。

 

掴みどころのない記事になりましたが、これで終わらせていただきます。

お休みなさい。

 

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