竺仙の松煙染め浴衣を麻の九寸名古屋帯でコーディネート

 朝晩の肌寒さに暖房を入れることもありますが、日中は青空が広がる穏やかさに満足させられております。

 

この陽気に、つい、のんびりしてしまって、緊張感を失ってしまって・・・

五月も1/3を過ぎようとしていて、現実に目を受けると焦りを隠しきれません。

 

次の一手が求められていることを自覚し、浴衣商戦に向けての肉付けを考えているところです。 

 

そこで今日は、高級品と言われる松煙染(しょうえんぞめ)の浴衣をコーディネートしたのでご覧くださ

い。

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この松煙染は竺仙さんから出されている品で、市松取りにした中に、花模様を線と、グリーンで色付けした箇所を交互に規則正しく置いた浴衣地です。(綿100%)

 

これがなんとも小粋でしてね~

 

帯の合わせ方で、親子でお召しになれるくらいに、年幅も広く、私のお気に入りの品となっています。

 

他にも特徴としては、六月頃から九月下旬頃まで単衣の着物としても着れることが、浴衣でありながら着物らしい魅力を持ち合わせているのが、この松煙染です。

 

 

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夏の着物として帯を合わせてみました。

 

麻の九寸名古屋帯になりますが、帯地の色がとても素敵だと思いませんか?

 

麻の帯になると、生成り(きなり)が一般的で、これまで市場には無かった色です。

全通柄の模様で、〇柄の幾何学模様に面白味を感じていただけるのではないでしょうか?

 

表現が正しいか判りませんが、絹の着物のようにハッキリしない色使いのコーディネートとは違い、かすれた感じや、はんなりした感覚に、下町の女性の優しさを漂わせている気がしてなりません。

 

二点のコーディネート価格はお仕立て代を含めると、127,000円になりますが、それだけの価値がある商品だと思います。

 

どうか参考にしてください。

 

 

今日は余計なことを書かずに、これで閉じたいと思います。

それではこれにて・・・

お休みなさい。