萩柄の綿絽浴衣をトータルコーディネート

 「小さなことからコツコツと・・・」、これは私の生き方そのものかもしれませんが、7月号の「あ・うん」のネタ作りに頭を抱えています。

 

コツコツは正直なところ、嫌でしかたありませんが、この仕事を終えないと前に進めないんだよな~

あくびが止まらない時間もありましたが、粘り強く向き合い時を刻んだ一日でした。

 

午後から急に日差しが強くなって来ました。

目の前に梅雨が控えてはいますが、季節は夏へと突き進んでいます。

 

この時期に輝く太陽は有難い。

何故なら、誰もが灼熱の夏を想像するからだ。

 

その想像の中には、花火大会や夏祭りなどの日本の香りを思い浮かべる人もいるでしょう・・・

 

そこにビジネスチャンスが生まれます。

「今年は新しい浴衣を用意してみようかな~」、そんな気持ちが湧きあがる人もいるでしょう。

 

そのような人のためにも備えをしておかねばなりません。

 

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ひと夏を浴衣で楽しむ人のためにこの店が存在している。

そんな自覚を持って、浴衣ステーションを作り上げたいと考えています。

 

 

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今日は萩柄の綿絽浴衣をトータルコーディネートしてみました。

 

「これが浴衣なの・・・」、そんな印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、まぎれもなく綿素材で染められた浴衣です。

 

白地という清潔な色に水色が涼しさを呼び込みます。

そして、わずかな黒が個性が引き出し、萌黄色はエレガンスな女性を演出しているではありませんか。

 

それらの色のバランスが高級感を生み出しているのでしょう。

 

帯は着物にある萌黄色を生かした博多織りの単衣帯をあわせてみました。

 

そこに遊びを取り入れ、グリーンのトンボ玉を添えてみました。

色が際立つ訳でもありませんが、控えめな色の取り合わせが優しく映ります。

 

カゴ付き巾着は、帯地のレモン色に合わせ、ピドヒール下駄の鼻緒も黄色でコーディネートしてみました。

 

最後に、上品な装いに素足は似合わないのではないか、そんな想いから白のレース足袋を加えてトータルコーディネートが出来上がりました。

 

 

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爽やかで、とてもおしゃれでしょ・・・

 

ここまでコーディネートできたら、この夏は安心です。

お食事の誘うだって、夏祭りのお出かけにも、引け目を感じることはありません。

むしろ、見せびらかしたい気持ちになることでしょう・・・

 

気になるのはお値段です。

映像に映るすべてのお品代の、オーダーメイドのお仕立て代を加え、トータルコーディネート価格は87,400円となります。

 

一つ忘れていました。

これに、高島クレープの長襦袢スリップあるといいので、その品を加えると総額で92,650になります。

 

心が揺れるようであれば、是非ご連絡下さい。

 

 

明日3日月曜日は京都出張です。

 

品薄になった商品の手配もしなければならないし、お客様からご相談を賜っている用件も仕入れ先で準備しなければなりません。

 

ハードな一日になりそうですが、緊張の糸を切らさずにギリギリの時間まで職先を廻ってみるつもりでいます。

 

それでは今日はこれで店じまいです。

残されたフリータイムを自分のために使い、明日に備えたいと思っています。

 

さようなら・・・

  

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