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ジメジメと湿度の高い、不快な日です。
梅雨の前触れでしょう・・・
この雨で草花は喜んでいることでしょう。
こんな日は静かなクラッシック音楽が似合います。
そうだな~・・・
美術館などで、美しい芸術作品に触れ、雨に潤いを見せる緑の木々を窓越しにカフェを飲みながら、幸せの時間に包まれる・・・なんて、いいでしょうね~
競争という時間の中にいると、時間が止まったような風景やわずらわしさを取り払ってくれる空間に憧れを持ちます。
心穏やかにできる環境に身を置くことができない現実がありますが、燃える心はシトシト降る雨に冷まされたかのように、静かな時間を刻んで行った一日でした。
和傘を手にし、夏の装いで観劇や美術館巡りも、スイッチをオフにした休暇の過ごし方。
そのような装いに、藍一色の夏小紋にポイント柄に鉄線柄の夏帯をコーディネートしてみました。
涼しげな色合いが涼しさを呼び、夏のひと時を和モードへと引き寄せてくれることでしょう・・・
夏は暑さとの戦いになるかもしれませんは、涼しそうに着こなすのがおしゃれのコツ。
そして、季節に合った模様を身に着けることは、基本的な装い術です。
その意味では、鉄線の模様は夏に草花の代表的な花と言えるでしょう・・・
こちらの帯は、絽の塩瀬帯に染と刺繍を加えた職人の技が凝縮された品です。
刺繍は花模様と緑の葉の部分で、光と影の刺繍が立体感を生み出し、お花が持つ優しさが伝わってまいります。
この帯には力があるので、軽い附け下げにも合わせていただけるでしょう。
どうか参考にしてください。
閉店間際のことです。
娘が父の日だと言ってケーキを買って来てくれましてね~
明日が父の日であることを完全に忘れていたこともあり、驚きを隠しきれませんでした。
ちょうどその時、お客様がお越しになられていて、メロンケーキをおすそ分けしてティータイム。
お客様は学校の先生で、同業の娘と会話が弾んでいました。
和やかな時の中で、美味しくいただくことができましたが、改めてこの写真の目をやると、子供たちには何もしてあげられない父親で、そればかりか、重荷になっているところもあるのではないかと思うところもあり、心が締めつけられます。
娘が提げた大人の七夕飾り。
「楽しい夏休みが過ごせますように」
閉店後、この願いを目にした私は、計画している北海道旅行が頭をよぎりました。
仕事のことは忘れないといけませんね。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。