【本金箔手織り袋帯が驚くお値段に・・・】
今日はブラックフライデーとのことで、感謝祭の出品ひんの中で最も価値ある商品と言えば、こちらの袋帯ではないでしょうか?
それは西陣織の本金箔手織り袋帯で「蔓花文」という作品名が付いております。
こちらの画像からは見にくいかもしれませんが、帯全体に市松取りの本金箔を柔らかくあしらっていて、その金箔を背景に蔓花文を唐織りで織り上げたこだわりの袋帯です。
その手織り袋帯のメーカー希望販売価格が、なんと¥726,000(税込み価格)とのことなんですが、実は帯を織るときに糸に油が染みこんだそうで、正規のお値段での販売が難しく、今回の感謝祭に協賛品として出品していただくことになった袋帯となります。
その説明を受けで何処に難があるのか探したのですが、油染みを見つけることができず、担当者に尋ねてみると、帯を締めるのにはまったく問題にならない箇所で、それも肉眼で見つけることが難しく、うっすらとしたベージュに近い色を見つけることができました。
そしてその割引率は77%引きといえるもので、今月の28日まで、¥165,000(税込み価格)にてご紹介させていただいています。
とても軽くてしなやかな肌触りで、手織りの味を放った袋帯といえるでしょう。
まさにブラックフライデーにふさわしい品ではないかと思うところがり、ここに紹介させていただいた次第です。
ここからはお洒落な装いを組み立ててみたのでお楽しみください。
こちらの画像のコーディネートは、結城紬の着物生地を栗山吉三郎の栗山工房で京紅型に染めた小紋に、絞り染めでシマエナガの鳥を模様を描いた帯でコーディネートをさせていただいたものです。
これからの季節の事を考えて、このコーディネートにゴマアザラシの防寒草履も加えて見ました。
カジュアルな雰囲気がとてもよく表現させていてお洒落だと思いませんか。
京紅型に合せた帯がとてのユニークで、北海道に生息しているシマエナガという鳥を帯の模様にしたもので、帯地が深い紫だけに、絞り染めで浮かび上がった白いシマエナガがとっても愛らしく見えるのではないでしょうか?
この帯を活かしたくて薄めの地色の着物で組み合わせましたが、この時期にこちらの装いで外出を考えると、コートか羽織が必要となります。
そこで、黒っぽい地色のローケツ染め小紋を長羽織に見立てて合せてみることとしました。
昭和時代までは、羽尺と言って着物よりも反物の長さが短い生地で、道行コートや羽織などの羽織り物を作ることが出来たのですが、いつの頃からか羽尺という種類の商品が市場から消えてしまっていて、現在は小紋などの着物生地からコートや長羽織を誂える時代になっています。
そのロウケツ染小紋を使って長羽織としてコーディネートの中に加えてみました。
【長羽織を加えての着物コーディネート】
その画像がこちらになりますが、小粋な着こなしになったと思いませんか・・・。
シマエナガのお腹の柄もハッキリ浮かび上がり、合せた帯〆と帯揚げの色も心地良く合っていて、その装いを包み込むかのようにロウケツ染の長羽織でお洒落な着こなしを演出してくれています。
とっても魅力的で、これからの忘年会とかクリスマスパーティなどの席で着こなしていただけたら格好いいと思うな~
これらの品は現在感謝祭に出品中で、とってもお手頃価格となっております。
結城紬の紅型の着物は、税込み価格¥264,000の品が → ¥154,000
シマエナガの絞り染めの帯は、税込み価格¥132,000に・・・
ローケツ染め小紋は税込み価格¥264,000の品が → ¥143,000 となります。
この感謝価格は28日(月)までとなるのでよろしくお願いいたします。
他にもお洒落な着物や帯を税別15万円以内で品揃えをしていますので、是非とも足をお運びいただければと思っています。
明日から後半戦の3日間が始まりますが、気持ちを引き締めて楽しい提案ができるよう、心のコンディションを整えておきたいと考えています。
ここのところ寝不足が続いているので、今日はゆっくり自宅で体を休めたいと思っているところです。
ではこれにて・・・
お休みなさい。