黒留袖に合わせる刺繍衿「鶴の柄」・そしてワイン色の紬無地で秋をイメージ

 照りつける太陽は影を潜め、ほんのわずか大地を濡らす程度に雨が降ってくれました。

昨日とは比べ物にならないくらい気温も下がってくれましたが、それでも30度越え。

 

蒸し暑さが残っていますが、少しばかり秋の気配を感じる一日です。

 

それでも祭りの後の静けさはいまだに続いていて、今日も静かな一日でした。

 

気持ちが腐りそうになりますが、ここは我慢であることを言い聞かせ、秋の和雑貨を売り場に出すなどして、秋商戦に向けての準備を進めているところです。

 

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それでは投稿です。

 

新しい礼装用の刺繍半衿が店に届いたもので、今日はその襟を幾つかご紹介してみましょう・・・

 

 

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黒留袖の合わせる半衿は、塩瀬の白無地で充分対応できますが、ご家族にとっては人生の節目ともなるビックイベントです。

 

より華やかにその時を迎えたいとお考えに方には、刺繍の半衿を使ってみてはいかがかと思います。

 

例えば鶴が舞い上がる刺繍衿なんか素敵だと思いませんか?

お顔をVゾーンで囲む位置にこの衿が出るだけに、華やかさが増すことでしょう・・・

 

 

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こちらは宝尽くし模様です。

 

 

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金糸多く使った衿は、こんなにもゴージャスです。

 

 

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他にもこのような刺繍衿がありますが、黒留袖に合わせるとなれば、吉祥模様といってお目出度い模様をあてがうのが基本で、刺繍糸も金銀か白が正装といえるでしょう。

 

是非参考にしてみてください。

 

 

秋が近づき始めると、本能が目覚めたかのように秋色の着物や帯に引き付けられます。

 

 

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このワイン色の紬の無地もその一つで、秋のロケーションが目に浮かぶんだな~

 

ススキが生い茂る人里離れた古民家暮らし・・・

懐かしい友たちが尋ねてくる日には、素朴な味を織りなす紬で迎えたいものです。

それも秋色に染まる着物で・・・

 

玄関には秋の七草を生け、ダイニングキッチンには朝から仕込んだ手料理とワインで、時間を忘れ語り明かしたい。

 

私には月夜と着物が繋がるんだな~

職業病かもしてないが、深い色の着物は秋を語ってくれます。

 

残暑が厳しい時期ですが、そろそろ秋をイメージしてみるのも悪くないかもしれませんね。

 

秋の単衣ものの会は24日土曜日まで開催しているので、近ずく秋を味わってみてください。

 

それでは今日はこれにて・・・

お休みなさい。

 

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