外回りをして店に戻ると馴染のお客様がお越しになられていまして、挨拶を交わす間もなく、そこへ着物で来店されたお客様。
マスクの奥から「覚えている~」との声が・・・
振り向くと30歳手前のお若い女性で、クリーム地の絞り小紋に赤い紬地の名古屋帯を締めていらっしゃって、少し考える時間がありましたが、過去に2・3度お越しなられたことのある方です。
「確か、富山県の方でしたかね~」
うなずく姿に過去の記憶が戻り始めました。
2・3年前にフラット店に立ち寄り、着物が好きだと言って店の商品をいろいろ見てくれた方です。
その後にも店に来てくれていて、富山県から来ていることを打ち明けてくれたものの、お名前をお聞きすることもなく、一年半くらい時間が空いていたかもしれません。
お客様は着物姿を見てもらったことがないので着物で来たとのことでした。
嬉しいことを言ってくれるお客様です。
その様子を見ていた馴染のお客様は、お若いのに着物を綺麗に着付けされていることを褒めていらっしゃいましたが、そのことよりも富山市内から若い女性が着物で来店されていることが不思議だったのでしょう。
そんな話を常連さんのお客様がすると、富山県にはこの店にあるようなカジュアルな趣味性の高い着物や帯を揃えている店が全くなくて、店の品揃えに魅力を感じている話をされるのです。
そこから常連さんと着物の楽しみ方の話で盛り上がった訳ですが、久しぶりの着物談義だったもので楽しい時間を共有することができたのではないでしょうか?
日が暮れ始めると、着物姿の女性は目に留まった和装小物をお求めになられて帰りの途につかれましたが、その後も馴染のお客様と着物コーディネートのコツや着付けの仕方のについて話が途切れることはありませんでした。
着物愛好家の方にとってはコロナ禍で着物を着る場が少なくなっていて、ストレスを溜めているのかもしれませんね・・・
今日はブログ記事の画像を撮り込むことができなくて、着物コーディネートの要として採りあげられていた帯〆を話題にしたいと思います。

おいゃれな帯〆
映像がボケてしまいましたが、カジュアル系のおしゃれ感のある帯〆だと思ませんか?
房が無くて使いやく、帯〆の二色の色が市松取りになっていて、結ぶと個性が出るんじゃないかな~

スワロフスキーの帯〆
こちらはスワロフスキーの帯〆で、帯〆の種類の中では変わり種の帯〆と言えるのではないでしょうか。
パーティーの席などにお使いいただけると、かなり面白い帯〆です。
着物や帯のこだわっても帯〆や帯揚げなどの小物にこだわる人は少数派と言えるかもしれません。
お料理の世界でいえば最後の味付けみたいなところがあり、この色の組合せができて初めて上級者の着こなしと言えるでしょう。
23日からの神無月の会に向けて帯〆の品揃えを増やしたので、着物コーディネートがシュクリこないと思っている方は是非相談ください。
専門家の目でアドバイスさせていただきます。
物足りない話題だったかもしれませんが、これで終わらせていただきます。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
法人名: 有限会社きものふくしま
法人番号: 8220002000118
白山市商工会会員
本日までのブログ総数:7,157記事







