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遅くまで来客があり、投稿準備が遅くなってしまい、私の呟きは時間があれば最後の方にしたいと思います。
それでは今日の投稿です。
今月の主張で選んだ商品が店に届き、新しい売り場作りに格闘しているところですが、その中からとてもおしゃれな装いの提案をしたいと思います。
まず先にこちらの商品をご覧ください。
紬地に染めた帯地ですが、何の模様であるかお判りになるでしょうか?
占好きな方だったらご存知だと思いますが、星座の柄なんですね~
くの字に折り曲げた上の模様が、締めた時に腹に出る部分で、左上が「乙女座」、左下が「みずがめ座」、右上は「射手座」でその下が「双子座」。
そして、くの字の下の部分がお太鼓となる柄で、上段左から「山羊座」・「魚座」・「牡羊座」。
中断左から「牡牛座」・「かに座」。
最後が、左から「しし座」・「てんびん座」・「さそり座」の順に染められています。
このように12の星座が記された帯って、とても面白いと思いませんか?
この帯をめにした瞬間、私の中に素敵なコーディネートが浮かび上がりました。
それは夜空に浮かぶ星座です。
ご覧ください。
深い墨色に染められた地の色に白く浮かび上がった小紋が星のようで、それに、さきほどの染め帯を合わせると、まさに「夜空に浮かぶ星座」です。
ロマンティックな装いになったと思いませんか・・・
ここまでの装いになったからには、帯〆帯揚げも こだわってみたくなります。
個性的に仕上げたい方には、こちらのお色で・・・
帯〆までもが星が描かれているようでワクワク致します。
大人の味を出したい方にはこちらの品で・・・
帯〆に縁結びのような結び目を入れていて、これが願いの紐のように演出されて素敵なんだな~
帯揚げにも宇宙のような演出をしたのでご覧ください。
左側のブルーには銀通しの糸が織り込まれていることから「銀河」を、右は「惑星の軌道」を想像してみました。
(その間に星が輝いています。)
いかがでした・・・
自己満足の世界かもしれませんが、宇宙に光る星とその中に浮かぶ星座が、一つのストーリーで繋がるコーディネートです。
この装いで出かけるシーンが頭の中を駆け巡ります。
お誕生日やクリスマスパーティの装いとして・・・
心を寄せる人とのお食事の席に・・・
月夜が綺麗なコンサートの場にも似合うだろうな~
きっと心まで輝くことでしょう。
装いを目にされた方は驚きの眼差しで釘付けになるかもしれませんが、それだけの魅力を秘めた着こなしだと思います。
好きなことを書きましたが、この帯でストーリーを考えてみるのも着物の楽しみ方です。
参考にしてみてください。
昨夜の肌寒さに油断をしたのか、喉がイガイガしましてね~
風邪の前兆かもしれません。
こないだまで、体温を越える暑さだとぼやいていたのに、急な天候の変化に体がついていきません。
体を充分休めないと・・・
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。