色無地の着こなし方をコーディネート・そして「これから・今から」の秋

 秋が来たのに、この3連休はお客様も少なくて拍子抜けしてしまいました。

 

気温が高かったこともあるのかもしれませんが、生活に密着していない着物事情が背景にあるのかと思うと気が重くなります。

 

これが現実だと思って、焦らずに開拓の道を探さねばなりません。

気が遠くなりますが、信じる道に目を向け、楽しい仕事ができるように努めたいと思います。

 

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 それでは投稿です。 

 

色無地をコーディネートしてみたのでご覧ください。

 

 

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まずは西陣織の九寸名古屋帯で、一般的なコーディネートをしてみました。

 

無地は格子柄の地紋が入り、帯は古典的な笹蔓(ささづる)の文様で、草履の鼻緒は七宝柄。

 

まるで茶席の装いみたいになりましたが、品格を兼ね備え、季節を問う模様も入っていないことから、安心してお召しいただけるのではないでしょうか?

 

 

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帯〆帯揚げもあっさりした色合いで合わせてみました。

 

無地を袷仕立てにすれば、これから半年近く、いろんな場でお召しになれることでしょう・・・

 

それでは、帯を変えて趣味性を高めてみたいと思います。

 

 

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先程の無地に季節を感じさせる糸菊の染め帯でコーディネートすると、大人っぽい装いになります。

観劇や会食などの街着として活用していただけることでしょう。

 

このように一枚の色無地が、合わせる帯で雰囲気が変わることがお判りいただけたのではないでしょうか?

 

これも色無地だから成せる技です。

 

言葉が足りず映像にも不満がありますが、どうか参考にしてみてください。

 

 

レジャー気分も終わったことで、明日から普通の秋に戻ることでしょう。

今月も残すところ一週間しかありませんが、「これから・今から」の気持ちで仕事に向き合いたいと思います。

 

それでは今日はこれにて

お休みなさい。