◆
先日もオーダーメイドの帯留を記事にしましたが、その続きの記事となります。
お世話になっているお客様から、月の帯留を贈り物に使いたいとのご相談をいただきましてね~
それもデザインなど、ずべて私に任せるので作って欲しいとのご依頼でした。
そこで思い浮かんだのが、水牛の角で帯留を作っていらっしゃる作家さんです。
相談すると快く受けてくれましてね~
数日後、図案の提示をいただきましたが、作家さんが難しく考えすぎていてどれも納得できるものではありません。
そこで、形はシンプルでいいから螺鈿(らでん)を月に添えて欲しいことを伝え作っていただくことにしたのです。
そして世界に一つしかないオンリーワンの帯留が店に届きました。
シンプルでありながらも月の存在感もあって素敵だと思いませんか?
お客様にお電話を入れるとすぐに取りに来られ、その足で本人に渡してくるといって帰られましたが、喜んでいただけたのではないかと思います。
記事のしてもかまわないと承諾をいただいたもので紹介させていただきました。
他に店に届いたのはこの4点です。
繰り返しになりますが、今月の18日から「和の音楽会」を企画していまして、店で初デビューする帯留たちです。
左上から「ギター」・「蓄音器」・「ピアノ」そして「バイオリン」です。
お値段はピアノが10.290円で、他の3点は12.600円の品になります。
皆さんの感想はいかがでしょう・・・
秋は文化の季節でもあります。
何かにつけて音楽が関わってくるかと思いますが、そのような席に楽器の形をした帯留で着物を楽しんでみてはいかがでしょう・・・
またクリスマスシーズンや忘年会などにも、活躍することができるのではないでしょうか?
帯留から広がる着物シーンを考えるだけでワクワクして来ますが、これも和装のおしゃれ術だと思います。
このような楽器の形をした帯留が市場に少ないだけに、注目されるでしょうね~
他に違う楽器をお探しでしたら、一度ご相談してみてください。
イメージを作家さんに伝え、お作りできるかと思います。
日中は青空が広がり暑さを感じていましたが、日が沈むと吹く風は秋を運んでいることが分かります。
風を受けていると体温を奪われ、身も心も引き締まり、いつしかバラード曲が流れ始めるのはどうしてでしょう~
澄みきった冷たい空気に人の温もりを恋しく思うのかもしれませんが、チョッピリ物悲しさに誘われます。
これが秋なんでしょうね~
どうか疲れた心を吹く風に癒されてみてください。
そのお共に音楽もいいだろうし、ワイングラスを傾けてみるのも贅沢な時間になるのでは・・・
よい週末をお迎えください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。