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先日もオーダーメイドの帯留を記事にしましたが、その続きの記事となります。
お世話になっているお客様から、月の帯留を贈り物に使いたいとのご相談をいただきましてね~
それもデザインなど、ずべて私に任せるので作って欲しいとのご依頼でした。
そこで思い浮かんだのが、水牛の角で帯留を作っていらっしゃる作家さんです。
相談すると快く受けてくれましてね~
数日後、図案の提示をいただきましたが、作家さんが難しく考えすぎていてどれも納得できるものではありません。
そこで、形はシンプルでいいから螺鈿(らでん)を月に添えて欲しいことを伝え作っていただくことにしたのです。
そして世界に一つしかないオンリーワンの帯留が店に届きました。
シンプルでありながらも月の存在感もあって素敵だと思いませんか?
お客様にお電話を入れるとすぐに取りに来られ、その足で本人に渡してくるといって帰られましたが、喜んでいただけたのではないかと思います。
記事のしてもかまわないと承諾をいただいたもので紹介させていただきました。
他に店に届いたのはこの4点です。
繰り返しになりますが、今月の18日から「和の音楽会」を企画していまして、店で初デビューする帯留たちです。
左上から「ギター」・「蓄音器」・「ピアノ」そして「バイオリン」です。
お値段はピアノが10.290円で、他の3点は12.600円の品になります。
皆さんの感想はいかがでしょう・・・
秋は文化の季節でもあります。
何かにつけて音楽が関わってくるかと思いますが、そのような席に楽器の形をした帯留で着物を楽しんでみてはいかがでしょう・・・
またクリスマスシーズンや忘年会などにも、活躍することができるのではないでしょうか?
帯留から広がる着物シーンを考えるだけでワクワクして来ますが、これも和装のおしゃれ術だと思います。
このような楽器の形をした帯留が市場に少ないだけに、注目されるでしょうね~
他に違う楽器をお探しでしたら、一度ご相談してみてください。
イメージを作家さんに伝え、お作りできるかと思います。
日中は青空が広がり暑さを感じていましたが、日が沈むと吹く風は秋を運んでいることが分かります。
風を受けていると体温を奪われ、身も心も引き締まり、いつしかバラード曲が流れ始めるのはどうしてでしょう~
澄みきった冷たい空気に人の温もりを恋しく思うのかもしれませんが、チョッピリ物悲しさに誘われます。
これが秋なんでしょうね~
どうか疲れた心を吹く風に癒されてみてください。
そのお共に音楽もいいだろうし、ワイングラスを傾けてみるのも贅沢な時間になるのでは・・・
よい週末をお迎えください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







