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今日の話題はこの帯止めです。
先月、こ遠方の方から浴衣の装いに合わせる帯止めがあれば紹介して欲しいとのご相談を頂戴しておりまして、皆さんにも紹介ができればと思い、幾つかアップしてみました。
ご相談者の方は、坂口さんの加賀染浴衣と博多織の紗献上浴衣帯をお求めいただいていて、その紗織の浴衣帯に帯止めを合わせてみました。
黒い陳列台の上に帯を置いているもので、色が通ってベージュ地になって見えますが、白地に淡いグリーンの模様が入った横縞の帯です。
左から・・・
透明な合成ガラスのような板かまぼこ状の上に鉄線の模様が・・・¥4725 (①の品)
水牛の角から作られた水の輪の模様、その中心には小さな螺鈿(らでん)が入っております・・・¥6090 (②の品)
ことらはいずれもい水牛の角からつくられた品でゾウさん(③)とウサギ(④)さんです。
とっても可愛いでしょ。
小さなお子様がいらっしゃる方は、子どもさんが喜ぶでしょうね~
お値段は共に・・・¥8925 (③と④の品)
そして、こちらが少しエレガントな感じの品になります。
左から・・・ダイヤとパールもどきが・・・¥4515 (⑤の品)
黒にぶどう柄・・・¥5040 (⑥の品)
月に兎・・・¥5040 (⑦の品)
簡単に商品を紹介しましたが、着物の装いには、必ず帯止めを使わなくてはならないというものではありません。
ましてや半幅の帯ならば、帯締め帯揚げを使わずとも帯結びができます。
なのに、半幅帯にあえて帯止めを使うということは、おしゃれな装いが強調できる遊ぶ心のようなもの。
いつもこのブログで書いていますが和のアクセサリーみたいなもので、自由な発想で楽しんでいただくのが一番だと考えてます。
一つ大切にしたいことは、夏ということであれば季節や涼しさが感じれる品を身に付けられるのがよろしいのではないでしょうか・・・
夏の帯止めの使い方、参考にしてもらえれば幸いに思います。
ところで、ここで紹介している紗献上の半幅浴衣帯を知らない方が随分多くいらっしゃるのには驚いております。
この帯は福岡県の博多で織られている夏用の博多帯です。
帯の織り方がメッシュになっていて、通気性にすぐれ、単衣帯でもあることから薄くて軽いというのが、この帯の特徴です。
勿論、絹ですから着物にも優しいですしね~
どうにか今日の記事を書くことが出来たので、最近の近況を報告しておきましょう・・・
なんとか毎日、荒波を立てずに生活を送っていますが、妻がいないことで仕事に、そして生活に対する負担が大きくなって、以前のように呑気に過ごす時間がなくなってしまいました。
これは子供達にも言える事ですが、時々これでいいのかな~・・・なんて私のかじ取りの甘さを感じる時があります。
助け合い、支え合って生活を送っている我が家。
仕事だって私一人の考えで駒を進めていて、責任の重さを知らされています。
慣れることでしょうが、こうして一日が終うり、ホットできる瞬間が一番幸せな時だと、以前にも増して感じてしまう私です。
何処かで無理をしているのかもしれませんね。
そんなことを言いながら、今日が終りました。
無事に過ごせてことに感謝したいです。