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台風が接近している地域の方はご心配かと思いますが、大きな被害が出ないことをお祈り致します。
北陸地方に台風が上陸するようなことはなさそうでが、27日にきものパーティーがあることから、台風の動きが気になるところです。
一年を通して快適に過ごせる日って意外と少ないように思いますが、年々、異常気象の影響を受けることが多くなってきた昨今ではないでしょうか?
それでは今日の投稿です。
訪問着といえば豪華な柄が入った品が多い中で、映像にアップした訪問着は控えめな着物と言えるのではないでしょうか。
その着物を黒地の帯でコーディネートしてみました。
小ざっぱりした装いではありますが、印象に残るものではないでしょうか?
模様らしきものはまったくなく、肩と袖山、帯を合わせる胴の部分、そして裾(すそ)に色の濃淡を付け、部分的に刺繍を加えています。
着姿の正面になる上前(うあまえ)の部分の画像を大きくしたのでご覧ください。
きもの全体に疋田(ひった)柄が引き詰められ、色で濃淡を出し、横一線の模様が刺繍を入れたところです。
豪華な訪問着とは言えませんが、堅苦しくない感覚がおしゃれで、街着としても活用出来るのではないでしょうか?
帯の合わせ方で年代幅が広がるところも魅力的で飽きがこない着物だと思います。
妻と同じ方向を向いて人生を歩いていた頃のことを懐かしむことがあります。
お母さんと結婚することを決めた時、二人で生活を始めた時、そして子供が生まれた時。
私がこの仕事を創業した時や、この店を出店した時など、我が家の人生の節目には妻がいました。
家庭のことは妻が仕切り、その後を私がついていき、仕事のことは私がかじ取りをし妻がサポートする関係だったように思います。
それはまさに二人三脚で、転びそうな時でも妻がいたから頑張ってこれました。
今は心の中で力をくれていますが、子供たちがダブルで結婚を考えている時期に妻がいてくれたらどうするだろう・・・
そんな問いかけをするようになりました。
たいした力にもなれないのに、いろいろ案じてしまって・・・
私の癖なのかもしれませんが気にかかります。
夜になって雨脚が早くなりました。
それでは今日はこれにて・・・お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







