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展示会後の残務整理が終わってはいませんが、静かになった店内で仕事家庭のことを振り返っています。
毎日が気ぜわしく過ぎて行く時間。
今日という一日を前を向いて歩いていますが、ゆとりある生活とはまったく無縁になってしまって、今のままでいいのだろうかと思うことがあります。
特に結婚を考えている子供たちのことを考えると、充分な親の役割を果たしていない気がして、複雑な心境のまま時を刻んでいます。
こんな時、妻がいてくれたならと思いますが、同時に両親が苦労して育ててくれた気持ちが今になって少し理解できるようになりました。
それでは今日の投稿です。
今日は紬の無地に鈴の柄の染め帯を合わせてみました。
無地場が多いだけに、小さくとも鈴の柄がしっかりと浮かび上がります。
どことなく優しさに包まれた女性を想像してしまいますが、お正月の外出着なんかにお召しになられると幸せな気分になれるんじゃないかな~
ここでは紬の無地に合わせカジュアル感を出しましたが、柔かものの無地に合わせると清楚な装いになるのでは・・・
数日前に、鈴の付く名前から鈴柄の風呂敷を探されていたお客様がいらっしゃいましたが、名前と鈴柄の帯を結び付けて着こなすのもおしゃれかもしれませんね。
ところで、来年の干支である午の置物のご注文を受けているところですが、一部の商品が完売になっていることを知りました。
いつもの年より随分早く品切れが起きています。
きものの装いとは関係ありませんが、和雑貨を取り上げていることから早めに調達された方が安心かもしれませんね。
それではこれで閉店とさせていただきます。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







