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展示会後の残務整理が終わってはいませんが、静かになった店内で仕事家庭のことを振り返っています。
毎日が気ぜわしく過ぎて行く時間。
今日という一日を前を向いて歩いていますが、ゆとりある生活とはまったく無縁になってしまって、今のままでいいのだろうかと思うことがあります。
特に結婚を考えている子供たちのことを考えると、充分な親の役割を果たしていない気がして、複雑な心境のまま時を刻んでいます。
こんな時、妻がいてくれたならと思いますが、同時に両親が苦労して育ててくれた気持ちが今になって少し理解できるようになりました。
それでは今日の投稿です。
今日は紬の無地に鈴の柄の染め帯を合わせてみました。
無地場が多いだけに、小さくとも鈴の柄がしっかりと浮かび上がります。
どことなく優しさに包まれた女性を想像してしまいますが、お正月の外出着なんかにお召しになられると幸せな気分になれるんじゃないかな~
ここでは紬の無地に合わせカジュアル感を出しましたが、柔かものの無地に合わせると清楚な装いになるのでは・・・
数日前に、鈴の付く名前から鈴柄の風呂敷を探されていたお客様がいらっしゃいましたが、名前と鈴柄の帯を結び付けて着こなすのもおしゃれかもしれませんね。
ところで、来年の干支である午の置物のご注文を受けているところですが、一部の商品が完売になっていることを知りました。
いつもの年より随分早く品切れが起きています。
きものの装いとは関係ありませんが、和雑貨を取り上げていることから早めに調達された方が安心かもしれませんね。
それではこれで閉店とさせていただきます。
お休みなさい。