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北陸育ちでも冬の天気に慣れるまで少し時間がかかります。
鉛色の空は泣き虫で、雨・アラレ・雪などがいつ降りだすか分かりません。
それに北風が友だちみたいで、鉛色の空と強風がそろうと、生活を脅かす天気になることもあり備えが必要です。
その最初の作業が生活の足になっている車のタイヤ交換で、今日、済ませたところです。
雪で木が倒れないようにする雪づりも始まり、12月を前にして本格的な冬支度に入ろうとしています。
これから荒れた天気に振り回せれる事も多くなることでしょう~
それでは投稿です。
この会で並ぶ商品に中から、おしゃれな着物コーディネートをしてみました。
格子柄のお召しに、紬地に染めたモノトーンの名古屋帯です。
静かな装いでありながら個性が溢れ大人の魅力を引き出す味が備わっています。
季節感もなく色を多く使わない単純な柄だけに、上級者の着こなしのように思え、きもの愛好家であれば誰もが憧れを持つ着こなしではないでしょうか?
帯〆には少し若い年代層を意識し、フジ系からオレンジ系へとボカシながら色が左右に別れた品を使ってみました。
渋いけれど可愛いでしょ・・・
おしゃれな着こなしって、いろんな方法がありますが、渋い色で勝負してみるのも面白いと思います。
どうか参考にしてください。
昨夜、録画してあった番組で物作りで社運をかけてた町工場の挑戦をみました。
生活環境が分かり、めっきり需要が少なくなった伝統工芸品であったり、中国などからの海外製品に押され、廃業や倒産に追いやられる産業など、時代の変化の中で戸惑いながらも戦う人たちの挑戦に心を熱くして見ていました。
長年培った技術を生かし、目先を変え付加価値を付けた商品を世に送り出す事例だったように思えましたが、その背景には、これまでと同じでは世の中に通用しない現実があったように思います。
和装業界も同じような立場に置かれていることから刺激をもらいました。
一人の力では何も変えられないのかもしれませんが、「志」だけは失いたくないものですね。
それではこれで一日を終わることにします。
お休みなさい。