私の頭の中は感謝祭のことでいっぱいになっていていますが、この催事の後に控えている着物で楽しむクリスマスパーティーの段取りも必要とされていまして気ぜわしい日々が続いております。
そのクリスマスパーティーですが、今回県民割を使わせていただくこともありまして、参加者が40名を超えていまして、そのうちの7割近くの方が会場となる金沢国際ホテルに宿泊を希望されています。
なので店はツアーガイド的な確認事項も賜ることとなり、忙しくさせていただいています。
これまでコロナ禍でお客様の動きが止まっていたことを思うと、にわかに慌ただしくなり始めていまして、とても嬉しく思っている次第です。
一方で店の感謝祭は平日とあって来客は少ないものの、お客様の笑顔をいただくことが出来て、会の勢いが続いていることに喜びを感じていいます。
このまま最終日まで続いてくれることを期待しながらも、甘くない現実であることも承知していまして、店の役割が何であるかを問いかけながら、お客様の接客に当たりたいと考えているところです。

フォーマルの着物/加賀友禅付け下げをコーディネート
この画像は加賀友禅付け下げを白地の松葉文様の帯でコーディネートしたものです。
加賀友禅で古典柄の宝尽し文様って珍しいかと思っておりますが、格調高い吉祥模様だけに晴れの日のフォーマル着として活用していただける着物になります。
例えば新年会やお茶の初釜、入学式のお母さんの装いともなるもので、加賀友禅作家さんの手描き友禅としての品の良さを伝えていましてここに紹介させていただきました。

加賀友禅付け下げ/宝尽し文様
この加賀友禅付け下げは加賀友禅ファンであれば、誰もがご存じの作家さんが描いた着物で、価値ある着物かと考えております。
それ故に今回の感謝祭では税込み、¥220,000での発表となりました。
参考にされてください。
ところで今年も残り一月余りとなり、そろそろ来年に向けての店のビジョンをまとめないとならないと思っています。
これから先、どうしたいのか。どのような店にして行きたいのか。
時代の波に打たれて流されていく店とはおさらばしたい!
新しい風をどうしたら起こせるのかを真剣に考えて、一つの方向性を導き出したいと思っている私です。
では、今日はこれにて。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







