赤い南天の実とクリスマスの話し

 
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 幼い時、クリスマスの日にケーキを買って来てくれることが楽しみで、母の帰りを今か今かと待ちわびたものです。
それに、長靴の中に入ったお菓子も付いていましてね~
ただそれだけのことなに、クリスマスは特別な日だったように思います。

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それが中高生にり異性を意識し始めると、ロマンティックな日のように思えるようになり、奇跡が起こるのでははいかと夜空を見上げ呟いていたことを思い出します。
そして妻と出会うと、今度は妻のプレゼント探しにいろんな店を見て歩き、子供が生まれるとサンタになって子供たちを驚かせたものです。

思い出すと懐かしく感じますが、クリスマスイブなにワクワク感が薄らいでしまって少し寂しさがあるかもしれませんね。
そんな私の一日は年末の着地に向かい、配りきれていない情報紙「あ・うん」をお客様にお届けすることに追われていますが、ここに来て年末の気ぜわしさを感じているところです。
この一年を振り返ると仕事ばかりして家庭のことはほったらかし、「これでいいのかな~」、そのことを思と、片寄った生き方をしているような気がしてなりません。
なのに、この店が成長しているようには思えず無力さを感じます。
「なにやってだろう・・・」と思いつつも、こうして今日という日があるのも子供たちや力を貸ししてくれる仕入れ先、並びにスタップや各部門で応援してくださる専門家の力があってのことだと思っています。
いつも言っていることですが、一人の力なんてたかが知れているんですね~
感謝の気持ちを忘れてはならないと思いながらも、もっと気使いがあってもいいと理想と現実の間で心を痛めています。
それは誰に対しても・・・
長年妻によりかかっていたことが独りになってみて特に感じることの一つで、私に課せられた大きな課題かもしれません。
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外回りをしていて、葡萄の房のように下がっている南天の実が和のクリスマスツリーのように見えましてね~
雪もチラチラ舞落ちていて、グリーンに赤のコントラストがクリスマスをイメージしたのかもしれないが、やけに心に響きカメラに収めてみました。
人気のないところでひっそり実を付けた赤い南天に優しさを覚えます。
あれも足りない、これも足りないと、私の身の周りは足りないものばかりでストレスを溜めますが、この南天のように時が来れば赤いダイヤのような実を付ける、そんな人になりたいです。
きっと今頃、子供さんのいらっしゃるご家庭は賑やかな夜を向かいていらっしゃることでしょう。
今日という日の締めくくりに一言、「メリークリスマス」と申し上げ記事を閉じたいと思います。
お休みなさい。