「ありがとうございました」

 今日で仕事納めという方も多いかと思いますが、私の店はこれから初売りの準備で、取りあえず入口から模様替えから始めたところです。
昨年と店の雰囲気が変わったと感じていただけるディスプレーを目指して商品移動と飾り付けに悪戦苦闘しているところですが、来客があったりしてなかなか進みません。
慌てずにゆっくり構えて仕上げるつもりですが、明日からはスタッフもお休みに入るので、気合を入れて仕上げるつもりでいます。

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店に「むじゃ鬼」という陶芸の商品がありますが、今日の私はどこかこの表情にも似ていたかもしれないもので、この映像をアップさせていただきました。
ところで、この一年を振り返ると、いろんな人に助けていただいたように思います。

もしもあの時、Aさんが着物相談に来られていなかったらどうなっていただろう・・・
もしもあの時、B社の担当者が力を貸してくれていなかったらどうなっていただろう・・・
もしもあの時、Cさんからアドバイスをもらう機会を失っていたらどうなっていただろう・・・
そのようなことがいくつもあったことを思うと、出会いの中でこの店が営まれていることを感じます。
そんな気持ちを言葉にしてみました。

  「ありがとうございました」

 

 着物離れが進む中で、この店が変わりなく営むことができるのは、日々、足をお運びいただけるお客様があってのことだとつくづく感じております。


とはいえ、現実を突きつけられると「何をどうすればいいのだろう」と、途方に暮れることも少なくありません。

そんな時に、力をいただくことができたのがお客様の笑顔で、その笑顔は迷いを掻き消すだけでなく、あるべき姿を教えてくれていて、踏み出す力になっていたことに気づかされます。


その意味では、この店はお客様に育てていただいているのかもしれません。

そして積み上げた店の歴史は、この店舗を設けて平成26年4月で20周年となり、7月には創業30周年となる節目の年を迎えます。


これもひとえにお客様のお蔭ですが、この節目を一つの通過点と捉え、店の役割を今一度見直す機会にしたいと考えています。


この先私に何ができるのか 見えてこない部分も多くありますが、情熱だけは失わずにいたいと思っているので、これからも力をお貸しいただければ幸せに思います。


           感謝の気持ちを込めて・・・店主 福島正弘


それでは今日はこれにて・・・

おやすみなさい。

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