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咳が止まらず苦しんでいましたが、休養したことで体の状態も随分良くなりました。
それでも、一度咳をすると、腫れものに触れたかのように、傷めつけられていた気管支が敏感に反応し、咳が続きます。
自分では、峠は越えたと判断しているところですが、油断できません。
ストレスを溜めずに、美味しいものを食べて睡眠を取ることが大事かと思っているところです。
それでは今日の投稿です。
今年の冬は例年より積雪が少なく、生活のしやすい日が続いています。
この様子だと、アベノミクスの波に乗り春の訪れも早くなるのではないでしょうか?
至る所で、その事を裏付ける景気のいい話しが飛び込んできますが、実感としては何も感じ取ることができません。
一つ言えることは、足元がいいことから来店客数も増えていることです。
この来客数は私の店にとって大きな意味を持つものです。
経営としては、売り上げという結果を望むべきでしょうが、その前にお客様とのコミュニケーションが何より大切だと考え、時間の許す方には、コーヒーやお茶などをお出しいて、会話を楽しみながら距離を縮めるように心掛けています。
つまり、気軽に覗ける、更には本音を聞ける関係を整えたいんですね~
新規の方から寄せられるメールに、「きもの専門店さんへ足を運べない」という文面が綴られていることがあります。
特に都会にお住まいの着物初心者の方に多く、近くに、きもの専門店さんがあっても覗けないという関係に、考えさせられるところがあります。
おそらく、地方でも気軽に相談できない関係があるのかと思います。
この現実は着物振興のために障害となるハードルです。
そのことをとても気に留めていて、「できるものなら生活者との溝を取り払いたい」、そして「安心できる店を作りたい」と、長年、思い続けて来ました。
その想いは今も変わりません。
それだけに、来客数は店作りの軸となるもので、出会いから物事が始まると考えています。
だから事を急いではならないのです。
現実を知る人からは、「綺麗事を言っていては経営にならない」と苦言をいただきますが、人に優しい店が作られたとしたら どんなに素敵なことか・・・
何が正しいのかを証明する意味でも、この想いを育て、一年後より、二年後と信頼される店を作らなくてはならいと思っています。
夜になって再び咳が出始めました。
風邪さんは、私の体が居心地いいみたいです。
もうしばらく居座っていてもいいが、そろそろ体をいじめることにも飽きたのではありませんか?
他に移って欲しいとは言いませんが、もう少し優しくしてくれてもいいんじゃない・・・
元気な体を取り戻し、次の一手を考えなくてはなりません。
落とし所が解らなくなりましたが、これで終わりに致します。
それでは、お休みなさい。