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2014年の新作浴衣が各社とも出揃ったようで、2月上旬に京都で開かれる展示会の案内が数社から届いています。
「いよいよその時が来たか・・・」って感じで、気持ちを新たにして、新作浴衣を選んでくるつもりでいますが、その前に、ご当地の加賀染浴衣がひと足早く発表になりました。
加賀染浴衣は、加賀小紋を染められている坂口幸市さんとその息子さんが、古代型を使った夏衣という綿絽素材の限定品を染めています。
ここにアップした商品が、その加賀染浴衣です。
ワンシーズンにわずかしか染めていないために、県外の方は、ほとんど目にすることがない浴衣で、染め上がりが夏小紋になって見えるのが一般的な市場品と大きく異なる点です。
普通ですと、この時期に注文を取ってから、納期に間に合うように染めるのが業界の流れかと思っていますが、加賀染に限っては、現品で終了となるから興味をそそられます。
なので、染め上がりが揃った時点で商品をセレクトしておかないと、後で選ぶことができない性格の商品なんですね~
要するに、流通が少ないことを店の強みにしたいと考えている商品です。
予定では明日見に行く予定だったのですが、他の専門店さんが先に選品してしまえば、残った商品から選ばなくてはなりません。
そのことに気づいた私は、加賀染浴衣を選品することだけのために、朝一番に会場に伺い、トンボ帰りで店を開けることにしたのです。
そして、誰もいない会場で、しっかり選んでまいりました。
明日も会場に足を運び、注文取りの商品を選んでくるつもりでいますが、加賀染浴衣に限ってはひとまず安心です。
こうして浴衣の仕込みが始まりましたが、今年は絞りこんだ商品群で勝負を掛けてみたいと思っています。
さて、どうなることでしょう。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






