春の彩りで草木染めの紬をおしゃれにコーディネートしてみました

 和柄Tシャツが絶好調で、どれだけ在庫すればいいのか戸惑っています。
というのも、オンラインショップと店頭の二つのルートで販売を始めて気が付いたことですが、商品の動きが早くて、在庫調整をどうしたらいいのか判らないんですね~
今のところは小刻みに注文をいれていますが、メーカーでは今年の新作Tシャツをロット生産で作り終えていて、シーズン前に評判のいい柄が品切れになりつつあるとの情報をもらっているからです。
だとしたなら、短期決戦の準備を整えておかなくてはなりません。
過去のヒットしたクレープの長襦袢スリップ以来のことで、嬉しい悲鳴を上げているところです。

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それでは今日の投稿です。
今晩も少し雪が舞落ちていますが、待ちかねていた春を目の前にして、春の装いに血が騒ぎ始めているのではないでしょうか?
そんな方々に、春の彩りでおしゃれな着こなしをプレゼンさせていただきます。
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選んだのは草木染めで糸を染めた紬の着物です。
判りにくいかもしれませんが、淡い色が横段となって織られた着物で、ホンワカした温かみを感じています。
冬は寒さから深めの色合いがしっくり来ますが、暖かな日射しと草花が色付く春となれば、、深い色から脱皮し、軽やかな色合いが似合います。

このような色合いの着物に濃い地の帯を合わせて、小洒落た装いにまとめてみることも一つの着こなし方ですが、優しい着こなし方となると、ここで合わせたようなピンクベージュ地の帯はなどは軽い装いとなるのではないでしょうか?
そして着こなしのおしゃれを、帯の柄に焦点を合わせてみました合わせた。
象の塩瀬帯です。
模様が面白くでしょ・・・
単にユニークな柄というだけでなく、品があって、大人の味が秘められています。
いい感じにまとめられたと思っていますが、皆さんはどのような感想を持たれましたか?
帯〆と帯揚も合わせてみましょう。
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帯に紫の色が入っていたもので、甘い着姿を締める意味で、深い紫色のゆるぎ帯〆を持って来ました。
こうして画像で視ると、もう少しだけ色が浅くてもいいかもしれませんね。
帯揚は春らしくて素敵でしょ・・・
これでおしゃれな都会人の仲間入りとなったことでしょう。
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淡く、ぼかされた紬地の魅力をひきだしくれたのが、こちらの象さんの柄の染め帯です。
そして、このコンビネーションが整う事で、おしゃれな着こなしが成り立つのではないでしょうか?
3月といういう月は人間関係の繋がりの中で、別れというシーンが付いて回る時です。
職場の送別会もあれば、心が通い合う友達と最後の晩餐会も企画されているかもしれません。
そんな時に、着物でお見送りされたとしたら、ある意味で驚かれるかもしれませんが、心に残る時間となることでしょう。
おしゃれというものは着こなしだけではないことも付け加えておきます。
もしも、そのような場で、ここで取り上げたような着こなしをされるとカッコいいでしょうね~
どうか参考にしてください。
ところでオンラインショップに娘が和柄Tシャツを載せてくれたのですが、早速注文が入って来てきましてね~
その事に気付いた娘が再び店に来てくれて、その処理をしてくれていました。
私は20周年祭のご挨拶に回っていた時だったのですが、なんだか嬉しくてね~
この関係を もっとよくしていきたいと思っていても、それを具体的に切り出せなくて成り行きにまかせ。
期待し過ぎると、娘には重たいかと思って気を使っているつもりでいますが、本音は、「時が来れば木が熟す」と、信じている自分がいて胸が熱くなっています。
随分いろんなことを書いてしまいましたが、これで閉じることに致します。
それではお休みなさい。

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