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今日から20周年祭に向けての売り場作りに入りました。
いつものように、奥に置いてある商品や棚を片づけ、売り場を広げてから畳入れです。
これがとても地味な仕事で、できることなら他の人に任したいところですが、頼める人もなく、黙々と手順を考えながら作業を続ける一日でした。
会が始まるまで、売り場作りに縛られる訳ですが、この作業にエネルギーを使い果たしてしまうことから、簡単な御まじないを掛けてストレスを軽減するようにしています。
・出してきたものは 元に戻すこと。
・ゴミやホコリに気づいたら、すぐに掃除をすること。
・動かしたものは、仮置きにしないで、治まるべきところまで持ち運ぶこと。
・細かな仕事を後回しのしないこと。
・大きな物は隅に置くこと。
・そして、使わないものは捨てること。
当たり前のことなに、この事ができないから足の踏み場がなくなる訳で、御まじないを呟くことで、乱れた心を整理するように心掛けるようにしています。
しかし、一度お客様がお越しになると、御まじないはどこかに消えてしまい、商品を紹介している間に、畳の上は荒れ放題。
今日も夕方から新規のお客様が連なるようにしてお越しになり、足の踏み場がなくなります。
どぉーてことないのに、お帰りになられてから再び時計が動き始めたように御まじないが始まりますが、エネルギーを使い果たし気持ちだけが空回り。
チッポケナことなのに、これが私には大きなニュースになっているから笑えて来ます。
世の中は花見日和というのに・・・
店の綿麻の近江ちぢみが届きました。
綿50麻50%の涼感溢れる着物です。
浴衣を求めるような価格帯だったもので、衝動買いしてしまいましたが、夏着物とし提案がせきればと考えているところです。
日を改めてコーディネートしたものをご紹介したいと思っています。
今日は町会の仕事で、1時間半ちかくサビ止めのペンキを塗らせていただきましたが、過ごしやすい朝で気持ち良く終えることができました。
そして明日は、町会の桜祭りで子供神輿(みこし)が出ます。
天気にも恵まれ、実りのある行事になることでしょう。
手伝いに行かなくてはなりませんが、店のことも気になっていて、ケジメのいいところで切り上げて、ちらかしたままの売り場をかたずけたいと思っているところです。
今の私には「貧乏暇なし」という格言がピッタリで、ゆとりのない日が続きますが、なんとかなっているから不思議でなりません。
それではこれで一日を閉じることにします。
おやすみなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







