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月が変わり8月が始まりました。
夏らしい暑い一日で、日射しの強さに音を上げてしまいそうですが、これが日本の夏。
いつもなら京都出張の日ですが、今月は4日に京都入りすることにし、一日遅れたお母さんの月命日の墓参り。
月に一度のことで、訪れる度にブツブツ言いながらお墓の掃除をするのですが、これも回りに誰もいないからできる私流の墓参り。
照りつける日射しに滴る汗が目に染みましたが、この場所に妻がいるかと思うと心が落ち着きます。
これで新しい月が始まった気がします。
閉店後に、娘さんに浴衣を作られたお親子が、浴衣の着付けを習いに来ていらっしゃいました。
中三の娘さんに新調した浴衣で、明日、お友達と花火大会に行きたいとのことで、浴衣の着付けを頼まれたのが昨日の夕方。
妻がいたなら対応できたのですが、時間の調整がつかず、お客様に着付けを覚えることをおススメしたお客様です。
着付けの先生に店まで来ていただき、仕立て上がったばかりの浴衣を娘さんに着せて、何度も何度も練習をされている光景が耳に聞こえてきました。
なんでもないことなのかもしれないが、ここに親子の絆みたいなものがあるのではないでしょうか?
今の若いお母さんは、着物が解らないから他の人に頼ってしまう傾向があり、浴衣ですら着付けを覚えようとしない人が多いように思います。
可愛い娘のために、お母さんが紛争する姿は、娘さんにとって心に残るもので、頼もしく思ったことでしょう・・・
帰り際の親子の笑顔を見た時、着付けを提案してみて良かったと感じたしだいです。
娘さんの浴衣の件で初めて出会いを持ったお客様でしたが、お役に立つことができたのかも・・・
ところで、今日はいろんな用事を抱えていて、一日中車で走り回っていましたが、疲労感があって頭がスッキリしない一日でした。
疲れが蓄積していているのでしょう。
まとまりのない記事になりましたが、これで終わりにします。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






