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石川県在住の女流作家さんが描いた帯がとても素敵だったもので、店の商品として準備してみました。
今日はその帯を使って着物コーディネートをしてみたのでご覧ください。
その商品がこちらです。
模様はギリヤレプタンサというお花で、ベースのクリーク系の色にブルーの大輪の花が一つ。
エレガンスな中に色彩の面白さと、描き方が右に寄っているところに味わいを感じております。
サッパリとした小紋に合わせてみましたが、とても素敵でしょ・・・
優しい感じにまとめてみたい方には、こちらの帯〆と帯揚げて・・・
装いに切れ味を出したい方にはこちらの小物で・・・
個性的な帯だけにおしゃれな装いになることでしょう。
世界に一つしかない帯で、小紋や紬で遊んでみてもいいし、色無地に合わせてセミフォーマルの装いにとしてお楽しみください。
クリスマスパーティーの席などにお締めになられたら映えるでしょうね~
振袖のお見立てを依頼されたお客様に幾品か振袖の画像を送り、お電話でお話しをさせていただいたのですが、私のことをとても信頼してくれていましてね~
普通なら光栄に思えるのだが、純粋な気持ちで着物を見てくれていることが分かるだけに責任の重さは半端ではありません。
今年ご主人を病気で亡くされた中で、娘に合った振袖を準備してやりたいと思う母心。
お嬢様のワクワクして着物柄をご覧になる声も届き、他に自分に出来ることがないかを思案しています。
商売って売り買いの関係でいいのかもしれないが、大切な人生を節目を私に委ねられたかと思うと、心が騒いで留まりません。
店の役割を真剣に考える機会をいただいた気がします。
頼りにされるということは、そこに自分の器が映し出されるのかもしれませんね。
それではこれにて・・・
お休みなさい。