ワンポイントの刺繍足袋でおしゃれな気分を味わってみませんか・そして「心の持ち方」

 今月も残り少なくなりましたが、この月は素敵な出逢いが多くあって着物屋で良かったと誇りを持てる仕事をいくつもさせていただきました。
お世話になった方々には感謝の気持ちでいっぱいで、これからも真摯にお客様に頼られる店になれるように、努力を積み上げてまいりたいと思っていますが、月初めから始まった九州の振袖見立ても数日前に終えることができて、取りあえずは安心しているところです。
残すは振袖一式のお仕立てと、髪飾りと足袋の提案でトータルコーディネートが終わるところまでたどり着くことができました。
そこで今日は、残された足袋の提案をこの場を借りて紹介してみたいと思います。
一般にはコハゼ付きの白足袋を着装されますが、お嬢様とお話しを進めて行く中で、着物にとても興味を持っていることが判り、ワンポイント柄の刺繍足袋の存在を紹介したくなりましてね~
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それがこちらの足袋です。
過去にこの足袋のことを記事にしたことがありますが、改めて紹介させてください。
両足の足袋の外側に一か所だけ刺繍を加えたもので、歩くとチラリと顔を覗かせるし、座るとしっかり刺繍柄が見えておしゃれなんだな~

このような刺繍足袋の存在を知らないだけに、目に入った時はいい意味で驚かれるのではないでしょうか?
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刺繍柄は2種類用意されていて、一つは花模様。
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もうひと柄は雪輪に兎です。
お客様はご身長が168㎝で足のサイズが25㎝とLL寸の草履を誂えさせていただくことになりましたが、刺繍足袋もご準備できるものでここに紹介したものです。
刺繍の大きさは画像で言えば横が約3㎝×高さ約2,5㎝でお値段は一足3,780円の品になります。
この刺繍足袋は子ども用の小さなサイズから作られているので、どうか参考にされてください。
ちなみに子ども足袋もお値段は大人サイズと同じで刺繍の大きさも変わりません。
さて、話題は変わりますが、京都の仕入れ先の担当者が綺麗なお花を持ってきてくれましてね~
お祝い事があった訳ではありません。
その花は妻へのもので、命日が10月31日であることを忘れないでいてくれたんですね~
妻も喜んでいることと思います。
あり難い心遣いに感謝したいです。
ありがとうございました。
私に日常は実に平凡なもので、朝起きてカーテンを開け、空の様子を視て一日が始まります。
わずかな家事を済ませ、その後は仕事にドップリ浸かり、最後に投稿を終えて自宅に戻ると、再び主婦に戻り、しばらくテレビをや映画を見てから床に付いて一日が終わります。
毎日がその繰り返し。
その生活は仕事が軸になっていて、余暇を楽しむ時間がなくなりましたが、一生懸命仕事に打ち込んでいるとサプライズのよな出会いや、優しい心遣いを受けることもあって幸せに満たされます。
どれだけ頑張っても辛いことが消える訳ではないが、満たされた心が生きる力になっていて、ワクワクした人生を送ることができるのでしょう・・・
つまらない人生と思われる方も少なくないかと思うが、ここに私の足跡を残すことができることを喜びに思います。
これも心の持ち方なのかも・・・
いいことも悪いことも、遭遇する出来事に感謝しないといけませんね。
それでは今日はこてにて・・・
お休みなさい。

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