辻が花の染め帯で秋をコーディネートしてみました

 展示会が終われば次の日は後始末。
綺麗に整えた売り場を新たにリセットしなくてはなりませんが、連日の疲れが蓄積されていて、少し根を上げています。
止まるがない売り場の手入れ。
店作りの生命線だけに弱音をはいていてはいけませんね。
それでは今日の投稿です。
秋の深まりは何故か深い色の着物がシックリきます。
寒さから身を守る心理が働くのかもしれないが、紅葉に染まる色の着物や帯でお出かけなんて素敵かも・・・
お財布に余裕があれば、そんなこだわりを持ってみたいものです。
日が暮れ、寒さが染みることもあって、濃い地の街着をコーディネートしてみたのでご覧ください。
tuzigahananosomoobiwoko-dhine-to002.JPG
こちらの着物は紬地を墨色に染め、飛柄の模様を絞り、その中にエメラルドクリーンの色を挿したものですが、おしゃれだと思いませんか?
装いとして少し色の重たさを感じることもあって、白っぽい帯で着物の地色を抜いたコーディネートで仕上げてみました。
帯が辻が花の絞り染めで、絞り染めという共通項で組み合わせましたが、これがなかなか素敵でしょ・・・

品の良さもあって、渋さの中に輝くものがあります。
観劇や同窓会、お友達との紅葉狩りなど、秋の風情に染まることができるのでは・・・
皆さんにはどのように感じていただけたでしょうか?
記事を途中にして食材を買いに外に出てみると、冷たい風に思わず手を力が入りました。
寒さから温かい物を欲してしまいますが、何故か安住の地である我が家が恋しくなります。
自宅に戻っても私を待つ者はいないのに、仕事から離れた時の温もりみたいなものがあるのかもしれませんね。
会を終えて一区切りついたことだし、これで今日を閉じることにしました。
では、お休みなさい。

きものふくしまへのお問い合わせ

お客様のお見立て相談

きものふくしまオンラインショップ