白兎が着物の魅力を引き出すおしゃれな着物コーディネート

 淡々と時間だけが過ぎていきます。
話題が少ない日は記事の書き初めに苦労させられますが、今日はおしゃれな帯で着物をコーディネートをしてみたのでお楽しみください。
DSC_0005usagigaranoobiwoko-dhine-to2015.JPG
それがこちらのコーディネートです。
心を踊らせている方もいらっしゃるかと思いますが、合わせた帯がじつのおしゃれでしょ・・・
絞りに兎柄の刺繍を加えた品で、そのデザイン性とあっさり感がとても気に入っております。
品がいいという言葉が当たっているのか、それともおしゃれという表現が適当なのか、伝えたい言葉が見つかりませんが魅力的な帯であることは確かです。
合わせた着物は白茶色の小紋地で、立涌(たてわく)に葵(あおい)紋を模様にしたものです。
色合いが浅く、春を迎える着物かと思いますが、そこに濃い目の色で帯を合わせると、淡い香り放つ着物がキリッと引き締まります。

そして、深い帯地の中に、ただ一つ刺繍された白兎が一匹。
静けさの中にセンスが光ります。
DSC_0012osilyarenakimonoko-dhine-tousagigara.JPG
帯の腹に出る表情は白兎の後ろ姿。
笑みがこぼれているのではないかと思いますが、遊び心を追及してみたくて、帯揚げにネコ柄を入れてみました。
少し行き過ぎだったかもしれしれませんが、古典の絞り技法にモダンなモチーフを刺繍で表現した新しい発想の名古屋帯です。
大人の魅力を失わずに、おしゃれを楽しむことができるだけでなく、視る人の心を鷲掴みにすることでしょう。
閉店後、久しぶりに食品スーパーで買い物を済ませました。
料理のレパートリーが広がっている訳でもなく、いつもよく似た食材を手にしてしまいますが、家に戻ると食事の支度がしてある生活が いかに快適であったかを懐かしく思えます。
妻がいなくなり、子供たちが独立し、好きなように使える時間を手にすることができましたが、身の回りの生活をサポートしてくれる人がいないということは、じつに面倒で、負担に思えてなりません。
仕事を持ちながら家族の身の回りの生活を守っている主婦って、本当に偉いと思います。
男がどんなに偉そうなことを言っていても女性には敵わないのかもしれませんね。
どれだけ時間が過ぎても、妻の有難味を忘れられない私です。
それではこれにて・・・
お休みなさい。