♥
店作りの一つに、日本の四季を売り場に反映にしていますが、ひな祭りも過ぎたことで雛人形を下げ、次に訪れる端午の節句の品揃へと進み始めたところです。
商品の出し入れに明け暮れた一日で、体力を消耗した感じがします。
季節の先取りとはいえ、追われるように突き動かされている私ですが、商品に触れていると過ぎる時間の速さに戸惑います。
取り戻せない時間を意味もなく過去のものにしてしまっているのではないか?
商品をかたづけながら先見の目がないことを反省する私でした。
では、投稿です。
春が目の前に来ていることから、先日届いた色無地で春をコーディネートしてみました。
無地は花兎の地紋がある白茶系の色にブルーグレー系の帯に桜柄を刺繍であしたった品で、あっさりとまとめたものです。
控えめで品のあるお母さんの姿が浮かび上がるかと思いますが、こちらの色無地をネットから気にかけていらっしゃるお母さんがいらっしゃいましてね~
無地の色をカメラに収め画像を送るのですが、正確な色を伝えきれなくて頭を痛めています。
この無地には緯糸に銀糸を通して艶(つや)のある縞柄の地紋も加わえていて、その白生地に「はんなりとした白茶系の色」で染めてもらったものです。
光の当たり具合でシルバーの色に見えたり、浅いベージュに見えたりして、無地の色を画像で伝えにくくなってしまいましてね~
どちらかといえば、帯の合わせ方で表情を変える色無地と言えるかもしれません。
コーディネートに話を戻しますが、無地に心地よい輝きがあることから、草履台を艶のあるオフホワイト色のエナメルで合わせてみました。
大人の装いになったのではないかと思います。
続いての話題はこちらの映像です。
見てのとおり、玉かんざしを並べただけのものですが、何故か気に入っています。
静けさと艶やかさが調和し、女性が持つ「内なる美しさ」を伝えているかのようです。
「たかがかんざし、されどかんざし」と思わずにはいられません。(お値段は一本3,240円の品)

装いの最後に寄り添うかんざし。
黒髪に美しさを添えるかんざし。
その「春のかんざしフェア」が始まりました。
是非お立ち寄りください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






