夕方から来客があったり、県外からの商品の問い合わせや東京の仕入れ先から電話が入ったりしていまして慌ただしい時間を送っていました。
気候も先週とは真逆で、穏やかな天気が続いていてお客様が動き始めた感じが致します。
それでも消費が活気づいたとはいいにくく、先週でしたら心が折れそうでしたが、温かな陽射しを浴びて元気をもらっています。
店作りにも欲が出てまいりまして、段取りが遅くなってしまいましたが、ちりめん細工の先生のお宅を訪ねて、お雛様作りのワークショップを今月の18日(土)に開くことが決定しました。
急いで参加者の募集を呼びかけないといけないといけません。
このようにして、冬眠から目を覚ますきっかけを作って、小さくても春風を起こすことに必死になっているところです。
なので私の中では春が目の前に迫っていて、その春をどう伝えて行ったらいいのかが大きな課題となってます。
今日はその課題にチャレンジしてみました。
春といえばなんと言っても「桜」にるかと思います。
桜は私たちの心に花を咲かせてくれますし社会を明るくしてくれます。
そんな想いもあって、春を和装でコーディネートしてみました。
【桜の染帯で春をコーディネート】

桜の染帯で春をコーディネート
それがこちらのコーディネートになります。
黒地の桜柄染帯を小紋に合わせ、春の外出着を提案させていただいたものです。
“うっとり”させられません・・・。

黒地・桜柄染帯
この桜の帯が着こなしの主役となっていて、黒地というのが大人の着こなしを演出していると思いません。
桜の模様にかかる霞(かすみ)が帯の表情を豊かにしていまして、その存在感にお洒落な着こなしを感じています、

桜の帯で春をコーディネート
腹も枝垂桜になるように模様を付けていて、そこに帯締めと帯揚げの色を加えてみました。
小粋なお洒落感があって素敵でしょう。
こちらの装いで、お庭が見える和食料理店でお食事をいただくというのはいかがでしょう。
様々な着こなしの場が思い浮かぶかと思いますが、黒地に桜柄というのがとっても魅力的です。
【加賀染足袋・桜】

加賀染足袋「桜」
こちらのコーディネートに忘れてならないのが、桜柄の加賀染足袋です。
着こなしの邪魔にならないようにひっそりと桜が描かれていまして、この“ひっそり感”が女性らしさを表現していて素敵なんですね~
店のオンラインショップからもお求めいただけるものですが、加賀染足袋でお洒落感に深みを持たせることがあってもいいかと思いコーディネートに加えさせていただきました。
いろんな考え方があるのが着このの着こなし方ですが、参考となる記事であったとしたら嬉しく思います。
【リバーシブル半幅帯】

リバーシブル半幅帯
そしてこちらの半幅帯が九州のお客様から問い合わせが入りまして、見やすい画像を用意させていただきました。
地色はワインカラーと思えますが、こちらの画像で確認されてみてください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







