妻と私のお彼岸

 店のスタップが返ってから急に忙しくなり、閉店後もワイワイガヤガヤと賑やかにしていました。
頭の切り替えな出来ないままにパソコンを開くこととなりましたが、こんな日の投稿は少し辛いものがあります。
お客様がお帰りになられてから、急いで近くのスーパーで買い物を済ませたのですが、車のフロントガラスが白くなるくらいに雪が降っていましてね~
寒い一日となりました。
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お彼岸でもあったので、訪れた春を伝えたくて妻の墓参りをしてまいりました。
私が来るのを待っていたのではないかと思います。

娘たちの出産を前にして、伝えておかなければならないことや、父親として、店主として口説きたいことも少なくなく、二人の時間をとても大切にしています。
いろんな意味で私に課せられた責任というものを感じながら未来を夢見ている訳ですが、思い通りにならないのがこの世の中です。
その日常は宝探しをしているようなものかもしれません。
道に迷うこともあれば、泣き言を言いたいこともあります。
そのような時の妻の存在は大きく、心の内を明かす相手でいてくれています。
そのことがとても有り難くてね~
なぜか心が落ち着きます。
閉店間際にお越しになられたお客様から背負っている複雑な問題を聞くこととなりました。
外見から伺えるものではなかっただけに、運命の悪戯みたいなものを感じながら聞き入ってしまいましたが、妻の墓参りと重なるところがあり、このような記事になってしまいました。
お客様はいろんなものを店に置いて帰られます。
溢れる喜び、輝く未来、家族への愛情、退屈な時間、寂しさや心の痛み。
何一つ取っても自分と比較するものでしかないのかもしれませんが、そこには学びがあります。
お客様の出逢いは、私を変えるものになっているのかもしれませんね。
中途半端な記事になりましたが、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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