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娘が一緒に買い物に出かけないかと誘われ、二人でデパートへと繰り出す穏やかな一日となりました。
そこには娘の目論見があり、私の誕生日が近いことから好きなものをプレゼントしたいというのです。
とは言っても娘が出せる金額には限りがあり、ネクタイを選ばせていただくことにしましたが、気に留めていたことを思うと嬉しく思います。
ありがとう。
そこ後は別行動で、私は金沢の中心地に並ぶ商店街の様子を見て歩くことにしました。
年末年始にお金を使い給料日前ということもあるのか、人出が少ない気がしましたが、それでも、私の店の前とはまったく環境が違い人が行き交っています。
しかし、ショップにお客様が入っている店は少なく、竪町商店街などは空き店舗の多くて昔の面影がないことに驚かされました。
その様子を見ていて、経営者の気持になっている自分がいました。
どうしてお客様を引きこめないのだろう・・・
固定費と売り上げのバランスが上手く噛み合っているのだろうか・・・
個々の店の性格を知っていただくために、どのような販促を持ちいているのだろう・・・
少なくとも店の前を歩く人達にメッセージを送り出しているとは思えないな~
経営者の苦しみが伝わってまいります。
どんな時も鮮度を保ち、元気な売り場を創り、そして続けることの難しさがそこにあるのかもしれません。
成熟してしまった市場と移り変わる消費者のニーズをどのように受け止めたら良いのでしょう・・・
業種が違えども経営者の悩みは同じなのかもしれませんね。
娘と合流して、休憩を取ったカフェ。
私はホットコーヒーで彼女はワッフル、あまりにも娘の注文しあ品が美味しそうなのでカメラに納めてみました。
こうして二人で買い物に出ることはそんなにないかもしれない、そのようなことを思うと、いつかきっと
この日を懐かしく思える日が来ることでしょう・・・
なんでもない関わり合いが幸せの証なのかもしれません。
大切にしたい時間でした。
いつまでも元気で子供たちの将来を見守らなくてはいけませんね。
それではこれでお別れです。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






