例年より秋の訪れが早く、着物のが夏物から単衣物の装いになりつつありますが、単衣物の紬を新調されたお客様がその着物でコンサートに行かれたそうで、仕事帰りにお召しになられた感想を伝えに着てくださいましてね~
「着物でサックスのコンサートに行ってきたよ! 着物と帯のコーディネートもとても良かった・・・」と、お褒めの言葉をいただくことができて嬉しく思った次第です。
他にも、県外の方からご注文をいただいたいた単衣の江戸小紋とその着物に合わせた帯が仕上がり、数日前に送らせていただいたのですが、メールでお気に召された様子が届き感激致しました。
どちら様も着物愛好家の方で納得されて手にされたものですが、こうして喜びの感想をいただくと、見立てに間違いはなかったと元気をいただけるものです。
このようにして、お客様からの喜びの声が届くと、私の仕事が何であるかを改めて教えられもので 迷いを掻き消すものがあります。
着物離れが進む昨今ではありますが、それでも着物愛好家は全国にいらっしゃるわけで、価値観の合うお店や商品を探しているのではないでしょうか?
そのことを忘れずに、この店らしい商品をコーディネート術で提案させていただくこが私の仕事だとしたら、自信の持てる商品を紹介しないといけませんね。
今日は訪問着をコーディネートした画像をアップさせていただきました。
淡い紫地に裾をベージュ色で染め分け、紫色の花模様を浮かび上がらせた紫を軸にした訪問着です。
色の使い方がソフトで、柔らかな雰囲気を壊さないように白っぽい銀の箔使いの帯を向かわせて品の良さを演出してみました。
主役は着物といわんばかりの淡白な色合いの帯だけに、甘い雰囲気の装いを帯〆の色で締めたくて、濃度のあるピンク紫の帯〆を使ってコーディネートしてみました。
喜びの席の大人の着こなしではないかと思います。
話は変わって、この二日間、ブログ投稿後に本文が消えるという予期せぬ事態が発生しました。
システムが変わったことが原因かと思いきや、パソコン上で触れてはならない地雷みたいなものを本文の中に取り込んだことが原因であることが判り安心することができましたが、私の未熟さを知ることとなり情けなくなりました。
使い慣れなパソコンに触れ始めた頃、怖がらないでキーボードを叩いてもパソコンは壊れないとアドバイスをいただいたことがありますが、未熟者の私には、パソコンが壊れなくても情報が消えてしまったり、苦労して作った情報が出せなかったりすると、言葉にできないストレスを感じてしまいます。
パソコンに明るい人からすれば幼稚なことを言っているオジサンにしか見えないかもしれませんが、このパソコンをビジネスの手足に使おうとすると求められるものが高くなることは当然のことで先が思いやらせそうです。
でも、販路を広げたいと思うなら恥をかいてでも教えてもらうしかなくて、人の何倍もの時間を使ってでも踏み出してみたいと思っています。
そんな私に付き合ってくださる方に大変ご迷惑をおかけしていることを忍びなく思いますが、今一度リセットして時代の流れに少しでも乗り遅れなように「店の形」を作り上げてみたいです。
さて、どこまで気力を持ち続けることができるのか、自分との勝負の日が続くことでしょうが、壊れそうな夢でも持つことに意味がると言い聞かせている私です。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






