今日は九州は博多から博多織の帯のメーカーさんが店に来てくださいました。
10月23日から開催する「神無月の会」に博多織の帯を紹介させていただく運びとなり、その打ち合わせに車を走らせて来てくださったのです。
担当者の熱意に頭が下がりますが、皆さんは博多織の帯といえば、献上柄の八寸帯や浴衣帯を想像されるのではないでしょうか?
浴衣の需要期にはもっとも締めやすい帯として紗(しゃ)や羅(ら)の半巾浴衣帯を紹介させていただいたていますが、産地では袋帯やおしゃれ着に合わせる八寸帯が多く作っていて、それらの帯を披露してみたいと思って準備を進めているところです。
会の概要は、おいおいブログでも紹介させていただきたいと考えておりますが、頭の隅に留めていただけたらと思って少し触れてみました。
さて、今日の話題は振袖に合わせるちりめんショールです。
振袖に合わせるショールといえば鳥の羽根を用いた白いストールが一般的で、こだわりのある方にはご満足できないところがあるようです。
そのこともあって、県外からご相談をいただく機会があり、取り扱いがあるちりめんショールを紹介してみたいと思います。
それがこちらの品で、巾180㎝近くある楕円形のちりめんリバーシブルショールです。
素材はちりめんシルクで、両面に刺繍が入った格式を高目める品といえるでしょう。
こちらのショールには古典柄の宝尽くし文様を刺繍であしらっていて、華やかさを増す赤の色は古典柄の振袖にお似合いになるでしょうね~
お使いになる前に、雨や汚れから守るパールトン加工などのガード加工をオススメしております。
他にも色合いや刺繍の違うものが作られてはいますが、大量生産するような性格の品でないために取り扱いのある店が少ないのではないでしょうか?
装いの情報として参考にされてみてください。
ところで今日は中秋の名月の日です。
穏やかな天気となり、夜空に月が落ちるのではないかと思うような大きな月が優雅に浮かび上がっていましたが、こんなにも綺麗に見ることができたのは何年振りかもしれません。
おそらくこの月を見て、多くの人がさまざまな想いを投げかけてるのではないかと思いますが、明日も明後日も幸せな生活が送れることを願いたいものですね。
取り止めのない記事になりましたが、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






