♥ 今日から来週の金曜日から始める「神無月の会」の会場準備へと移りましたが、来店客が多くて何も手を付けることができませんでした。
とても有り難いことで、印象的だったのがタンスの中の着物コーディネート相談が3組もあったことです。
その中の一組のお客様が結婚するときにお支度をされた着物や帯を十数枚お持ちになり、お嫁さんや孫に生かせる着物を選別して欲しいと、初めて店を訪れてくださった方がいらっしゃいました。
拝見させていただくと、生かせるものが多くあったものの、保存状態が悪くてカビが裏地から発生していて、お直しが必要なものばかり。
おおよそのお見積りをさせていただいたのですが、近頃このような相談が頻繁にあることを感じております。
その事を着物相談にお越しになられた常連さんにお話をすると、呉服店さんが少なくなりコーディネート相談やお直しをてくれる店がなく、ショッピングセンター入っているチェーン店の呉服店さんなどでは受け付けてくれないこともあって、この店に集中するところがあるのではないか?
私は近くにふくしまさんの店があってとても助かっています。
そのような言葉がお客様から返ってきて嬉しく感じてた次第ですが、着物のメンテナンスは大きな商いになるものではありません。
しかし、これこそがお客様のお役に立つ仕事だと考えると、店の役割というものが浮かび上がるだけでなく、地域の関係性を深める意味深い仕事だと思っています。
そのようなこともあり、着物相談に随分時間を取られ会場作りは明日に持ち越しとなりました。
さて話題は変わり、ここに雪兎の模様をアップしてみました。
絞り染めと二種類の刺繍で描かれたもので、こちらの模様が入った附下をコーディネートしてみたのでご覧ください。
それがこちらの映像で、手前が裾(すそ)で左側の三つの雪兎柄が上前(うわまえ)といって、膝辺りの模様になります。
それをおしゃれ袋帯でコーディネートしたものですが、ゴッテりとした模様の附下が多い中、こざったりした模様の取り方がおしゃれだと思いませんか?
これだと、改まった席以外にも、気軽に着れて使い勝手のいい着物ではないかと思います。
何よりの雪兎の模様に遊び心があり、控えめに着物でお出かけしてみたい方には心がくすぶられる模様ではないでしょうか?
時間がなくて帯〆帯揚げのコーディネートまでには至りませんでしたが、神無月の会では楽しい着物も出品しておりますので足をお運びいただければ嬉しく思います。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






