「着物コンシェルジュ的な関係性」からお客様の繋がりを深めていきたい・・・

♥ 今日のノルマは展示会の開催のために、売り場を広げた奥の部屋の商品や備品を片づけて着付け教室ができるスペースを確保すること。

秋晴れの気持ちのいい天気なのに、その陽気とは裏腹に一人店内にこもって黙々と動き続けることって根気のいることでしたが、どうにか明日の着付け教室には支障がない程度に整理を終えることができました。

心地よい疲れを感じつつ投稿に入ったところです。

DSC_0007osilyougatunodhisupure-.JPG店内は季節商品を充実させて、地域の方々やお取引をいただいているお客様に、和物の商材を通して豊かな生活を取り入れていただきたいと考えて「神無月の会」の準備を進めています。

しかしお客様の心を惹きつけ、店の催事にお越しいただけるということは簡単なことではありません。

ましてた結果に結びつけようと思うと平常心でいられない部分もあったりして無理をしてしまうものです。

一つには生活に密接していない商品であることや、物の価値が判らないということが魅力的な商品をお披露目しても心が動かないということがあるのでしょう・・・

だから催事依存型の店作りには無理が生じる訳ですが、視点を変えて「人に優しい店作り」というものを頭に置いて取り組むと展示会のあり方自体が変わってくるのではないでしょうか?

とても難しいことではありますが、店の性格を知っていただける場で、「着物コンシェルジュ的な関わり」ができたらと思うところがあります。

この姿勢は展示会に限ったものではなく、常日頃から安心というものを買っていただくことから物事が始まる気がしてなりません。

店には毎日のようにいろんな相談をいただけるようになりましたが、お客様の目線で一緒に考えてみることが信頼に繋がり、その中の何人かがリピーターになっていただけることを思うと、着物コンシェルジュ的な役割がいかに大切であるかを実感しております。

昨日、タンスに眠る着物を持って着物相談にお越しになられた新規のお客様がお越しになられたことを記事にさせていただきましたが、そのお客様が再び訪れてくださいまして、お客様の着物に合わせてある商品を求めてくださいました。

私の説明を聞いて安心されたのかもしれませんが、2時間近く関係性を持ったことが無駄でなかったと思うと嬉しいものがありました。

このことを例にとっても、「着物コンシェルジュ的な関係性」が着物初心者に望めれる接し方かと思わずにはいられません。

 

小さな店が展示会を開催しようと思うと、想像以上のエネルギーがいるものです。

それだけに結果を求めてしまいますが、着物コンシェルジュとしてどのようにお客様と向き合えるかを試されるときかと思っています。

DSC_0001.JPG店の片づけを終えて一休み・・・

馴染みにお客様からロールケーキの差し入れがありまして、自分で自分をもてなしていますが、こちらのお客様も着物談議を数多くすることで信頼していただけるものがあったような気がします。

信頼に応えられる店でありたいと考えていますが、心遣いをいただけたことを嬉しく思っております。

ありがとうございました。

それではこれにて・・・

お休みなさい。

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