加賀友禅訪問着が寂しくしています・それでも夢を見ることを忘れない

加賀友禅訪問着 店主のひとりごと

昨日から雪で今朝は雪すかしから始まることを覚悟して店に出ると、時を同じくして店のスタップが心強い応援団を引き連れての出勤。

その方はスタッフのご主人で作業道具持参で駆けつけてくれたんですね~

 

そんな訳で3馬力で店の前の駐車場と後ろの駐車場を一気に空かすことが出来ました。

こういう時に男手というのは助かります。ありがとうございました。

 

1月10日はこの地域の成人式の日で、店で早朝の6時半から振袖の着付けを依頼されていまして、寒気が抜けきらない空の天気が気にかかります。

今朝のような雪が積もれば早朝5時頃から雪すかしになるんじゃないかな~

考えると憂鬱になります。

 

ところで、店はコロナと雪でお客様の入りが悪くて厳しい船出となっております。

何か対策を講じなければならないのですが、今の社会がコロナ一色になってしまっていて、動きが取りにくいんですね~

そんな折、石川県和装振興会から3月の末日に予定していた十三詣りを中止にすることの知らせが届き、昨年に引き続き中止になった事に寂しさを覚えました。

 

このような話は氷山の一角で、習い事の新年会が見送られたとか、私たち業者向けの新作浴衣発表会が延期になったとか、和装業界の取り巻くコンディションが日に日に悪化していって、コロナ次第かと思っていたところに、ここ数日の爆発的な新規感染者数。

 

非常事態宣言が出された所もあり、経営に関わる物は業種を問わず経営の非常事態になっているのではないかと想像しています。

私たちはこの困難にどう立ち向かっていったらいいのか?

 

その答えはハッキリしています。

私は夢を見ることかと思っていて、この店に何の前触れもなくテレビ局が来たらどうしょうとか、ネットから加賀友禅訪問着の見立て相談が入ってきたらどのようにして対応しょうかな~

幼稚な考え方ですが、良い意味でこの店が注目されていることを来る日も来る日も夢見ていて、そんな夢を見れるから立ち止まらないで前進できるのではないかと思っています。

 

ノー天気なおじさんと言われそうですが、現実にそのようなことが起きることがあるから何事にもベストを尽くせるのかもしれません。

だからどのような場面でも「今から・これから」と言う気持ちを忘れないようにしています。

言葉を換えるなら、自分への”おまじない”かな~

 

 

 

加賀友禅訪問着

加賀友禅訪問着

 

店内ではお母さんの入学式の装いを提案させていただいていますが、季節的に現実味が湧かないのかご相談をいただくことはありません。

 

これが現実なのでしょうが、毎年この時期に入学式のお着物の提案をしていると、店の前を車で通る方の脳裏に、この店の情報を印刷していってくれていると考えているんですね~

 

ご家庭で着物を着る機会があったときに、私に店を思い出してくれるに違いない。

むしろその効果を期待していて、店頭の看板やウインドーのディスプレーに気を配っております。

 

先の話ではなりませんが、このにも夢見る自分がいて心を折らすことがありません。

この積み重ねが新規客を呼び込むのではないかと考えています。

 

全て心の持ち方。

運を引き寄せるのも心の持ち方。

現実ばかり見ていたら何も出来なくなるので、信じる道を歩くのが一番。

だからコロナに負けることがあってはならないのです。

 

変なおじさんの呟きになってしまいましたが、これで今日を閉じることと致します。

では、お休みなさい。

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