いつもと変わらない時間に起きてカーテンを開けてみると、外は薄暗くてどんよりしていて空気の重たさを感じるものがありました。
毎朝、東の空を見上がるのが日課で、日替わりで天気が変わるのも春の知られなのかもしれません。
雨が降り続く一日でしたが、比較的温かな一日であることを良しとし、風邪気味の体調を元に戻さないといけないと思っているところです。
さて、一月も残り一日となりこの月を振り返ってみたいと思います。
今月は春の訪れを念頭に置いて、入卒用の着物と雛人形を格とした提案をしていましたが、お客様を引きつける店作りとは言えなかったようです。
お客様の来客も少なく、提案のマンネリ化があったのかもしれません。
毎年、お正月が明けてからの店作りに苦労させられるものがありますが、今年も考えさせられるものがありました。
過ぎたことを悔やんでも仕方のないことで、経営者たるもの、懲りずに次の一手を考えなくてはなりませんね。
これは春先の室内インテリアとして用意した120㎝丈の麻のれんです。
桜色の色合いに円相の柄を形取り、そこに小桜を埋めたものですが、優しい雰囲気を感じ取っていただけるものがあるかと思います。
麻のれんの中でも染め方が凝っていまして、江戸小紋のようにして染めた小桜を円の中にまとめ、それを背景のピンクで浮かび上がらせているところです。
飽きのこない奥ゆかしさとモダンさがあり、洋風の御屋敷でも抵抗なく使えるものだと思っています。
特に日差しの入らない部屋に提げると、明るさを呼ぶものがあるのではないでしょうか?
幅は90㎝幅の日本製で、お値段は税込み¥30,240するものですが、味があってお勧めしたい一品です。
ところで、2月は風呂敷のこだわってみたいと考えていまして、2月23日の風呂敷の日に企画している「風呂敷の包み方レッスンの開催」の定員もほぼ埋まり、娘たちを中心に風呂敷提案の知恵を使っているところです。
これも毎年取り上げている提案ですが、娘たちのアイディアを採り上げて良かったと思っています。
新し風が吹くことを期待させられるものがあり、これを弾みに春へ突き進む切っ掛けにしたいと考えている私です。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






