春と冬の綱引きは春に軍配が上がったみたいで、雲一つない青空に太陽が西に傾き始めると空が茜色に色つき始め、心が穏やかさに包まれます。
まだ外気は冷たいものの、ステキな週末をお過ごしいただけたのではないでしょうか?
朝刊で教職員の移動が発表になり、それを見て同僚の先生が、ささやかな贈り物を探しに来店されていたことが目に付く一日でした。
これも春の風物詩かと思っていますが、大人の贈り物を選ぶ店として私の店を選んでくれていることを有り難く思います。
こうして少しづつですがお客様から春を刻んでいただいていて、季節と共に彩を変える店は、受け入れ態勢に余念がありません。
昨日やりかけた和雑貨コーナー模様替えを終え、ようやく一息ついたところです。
一方で、入学式や花見の声が届き始めていて、今日はそのようなシーンにふさわしいちりめんショールを紹介してみたいと思います。
その一つが、正絹のちりめん地に楽器と音符を刺しゅうしたものです。
ベースの色を正確に出しけれなくて、浅めの水色で春を誘うものではないかと捉えています。
刺しゅうされた模様に遊び心があり、花見時分に使われるとおしゃれでしょうね~
全体像はこのような長方形にで、長さ168×巾64㎝の大きさのリバージブルとなったものです。
反対の色はオフホワイト系の色で、同じ個所に同じ刺しゅうを入れていて、着物の色に合わせてお好みの色を使い分けていただけるところも魅力的かと思っています。(色を鮮明に出すことが出来ず申し訳ありません)
羽織った時に、この画像部分が前に出るようになっていて、肩に出る楽器と音符柄は、
こちらになります。
音楽の好きな人には、目からウロコ状態になっているのではないでしょうか?
用途的には訪問着から小紋や紬まで合わせていただけるものになりますが、模様に遊びがあるだけに、厳格な場には使い辛いものがあるかもしれませんね。
それでも道中をこの楽器柄を羽織っていると、おまりのおしゃれ感に注目されることでしょう。
お値段は税込み¥75.600の品となります。
次の紹介させていただくのが、楕円形に色が挿し分けされたちりめんショールです。
これもリバーシブルになっていて、反対側は無地一色となります。
こちらが正確な色で、外円はほのかな桜色で肩にかかる部分はクリーム。
個人的には、このクリームを菜の花色と申し上げたい気分で、春の装いにふさわしいショールだと思います。
入学式の装いに使わると、清楚感があってステキでしょうね~
大きさは、長さ178×巾66㎝ものもで、お値段は税込み価格¥47.520の品となります。
花見時期のショールがあまり作っれていないこともありまして、ここに紹介させていただきました。
どうか参考にされてみてください。
さて、明日は石川県で執り行われる十三詣りの日です。
この事業を私たちの仲間が集まる石川県和装振興会が手伝っていて、世話役として金沢市にある天徳院へ向かうつもりでいるのですが、事前にブログで十三詣りの呼びかけを忘れていましてね~
私の怠慢です。
明日も今日みたいな日になると嬉しいのですが、カメラを持ってお詣り様子を映像に収めたいと思っているところです。
なので、明日は午後2時近くまで店を閉めさせていただきます。
御用のある方は、2時以降でしたら店を開けているので、一言付け加え、今日を閉じることと致します。
では、お休みなさい。