風もなく暖かな日となった京都は、 霧雨が降る中で桜が満開を迎える頃となりました。
京都での展示会を済ませ、時間が少し空いたもので繁華街に出てみると、人波で溢れていてすごい賑わいです。
桜が咲くロケーションには、足を止めてカメラを向ける人の多さに田舎との違いを見せけられましたが、これが世界から人を呼び寄せる京都なのでしょう。
着物姿も目に付きましたが、その多くが若い女性や男性とのカップルで、女性の着物の色合いが奇抜なこともありまして、目立つものがあり、中にはスニーカーに着物という組み合わせの方や、ビニール傘に普段使いのバックを持って歩いている女性もいて、違和感を覚えるものがありました。
それでも着物は京都観光に欠かせないものになっていて、和文化に触れる切っ掛けの役割を担っているようです。
ここに呉服店さんが入り込んでいないことを淋しく思うものがありますが、着物レンタル2.800円のPOPを見せつかられると、噛み合わない世界に複雑な気持ちが増します。
着物は着物でも世界が違う感じがしてなりません。
着物の価値とおしゃれという定義はどこに行ってしまったのでしょう。
無視できない現実ときもの専門店さんの溝が深まりつつある中で、考えさせるものがあった「キモノ見」でした。
簡単ですが今日の記事とさせていただきます。
それではこれにて・・・
お休みなさい。