風もなく暖かな日となった京都は、 霧雨が降る中で桜が満開を迎える頃となりました。
京都での展示会を済ませ、時間が少し空いたもので繁華街に出てみると、人波で溢れていてすごい賑わいです。
桜が咲くロケーションには、足を止めてカメラを向ける人の多さに田舎との違いを見せけられましたが、これが世界から人を呼び寄せる京都なのでしょう。
着物姿も目に付きましたが、その多くが若い女性や男性とのカップルで、女性の着物の色合いが奇抜なこともありまして、目立つものがあり、中にはスニーカーに着物という組み合わせの方や、ビニール傘に普段使いのバックを持って歩いている女性もいて、違和感を覚えるものがありました。
それでも着物は京都観光に欠かせないものになっていて、和文化に触れる切っ掛けの役割を担っているようです。
ここに呉服店さんが入り込んでいないことを淋しく思うものがありますが、着物レンタル2.800円のPOPを見せつかられると、噛み合わない世界に複雑な気持ちが増します。
着物は着物でも世界が違う感じがしてなりません。
着物の価値とおしゃれという定義はどこに行ってしまったのでしょう。
無視できない現実ときもの専門店さんの溝が深まりつつある中で、考えさせるものがあった「キモノ見」でした。
簡単ですが今日の記事とさせていただきます。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






