今年一番の暑さではなかったでしょうか?
午後から外回りをしていたのですが、午後2時近くの気温は38度近くあったみたいで身体に応えましたね~
一方で店内は午前と午後に分けて着付け教室がありまして、ざわざわとした一日だったように思います。
そして人が引いた夕方になるとグッタリ。
21日からの「涙市」に向けて店内の準備を進めなくてはならないのですが、重い腰が上がらず閉店を迎えてしまいました。
日本の映画やドラマで見る夏には、日本ならではの風情というものがあり、川のせせらぎの音やセミの鳴き声、風鈴の音色は涼やかな風を呼び寄せていて、浴衣姿で団扇を仰ぐ生活にスイカやそうめんで喉をうるおすシーン。
誰もが首に日本手ぬぐいを提げて、昔の良き時代を想い起すものがあっても、暑さはさほど感じさせられないものがあります。
昔とは気温が高くなっていることもあるようですが、エアコンの快適さを覚えてしまった私たち現代人には、取り戻せない夏の過ごし方なのかもしれません。
そればかりか、熱中症という単語が頻繁に出てくることを思うと、夏に弱くなっているのかもしれませんね。
私もその中の一人ですが、目の前に大きな催事が控えているだけに、夏の暑さに屈してはならないと思っております。
そこで今日はこちらの画像から・・・
これは縞柄に刺繍で模様を加えた附下になります。
個性的な着物ですが、秋冬物として作られた商品で、「涙市」に出品したいと考えているものです。
この会では夏物だけでなく、秋冬物も売り場に出し、ずべて割引価格で発表させていただきます。
その割引率は最大で6割引きを考えています。
もっと割引できる不良在庫が店の奥にありますが、商品価値としては随分見劣りするだけに、安心が伝えられる品を対象に売り場に出させていただきます。
そこには新しい商品も入りますが、割引率を一律にできない事情がありまして、着物や帯は最大で6割引とさせていただいたものです。
実は店の在庫金額で大きなウエイト締めているのが着物と帯で、決算前にこの在庫を少なくすることが大きな課題になっていまして、私としては思い切った割引価格を付けさせていただきます。
ちなみにこちらの附下は3割引きを超えるもので、割引価格は20万円代の品になるものです。
縞柄というマニアックな柄に蝶の刺繡を入れていますが、着映えがする附下ではないかと思っております。
「涙市」には当店の在庫品以外に仕入れ先の協賛品が加わりますが、着物愛好家の方には魅力を感じていただけることでしょう。
言葉では言い尽くせないものがありますが、安心できる良質の品がお安くお求めいただけることだけは確かであることだけはお約束できます。
暑さが増す時期ではありますが、気軽に覗いていただけたら嬉しく思います。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






