店は今日から新しい年度の始まりです。
何かが変わった訳でもなく淡々と仕事をこなす日で、今日は少し店内の模様替えをしてみました。

店のウインドー
いつも日曜日はお客様が少なく、のんびりしていられるのですが、馴染みのお客様の出入りが多くあったことを思うとツキが変わったのかもしれません。
そこで、新しい年度がスタートしたことでもあり、この店が目指したい豊富みたいなものを書いてみたいと思います。
私の店は和文化に関わる衣・食・住の「衣」と「住」を商品に替えてお伝えする店です。
「衣」は和装であり、「住」は四季折々の飾り物であったり、風呂敷やちりめん細工、そして、お香やのれんやなどの和のインテリアを指すものですが、この基本的はコンセプトは変わるものではありません。
より専門性を高め、市場に少ないと言われているものを採り上げることができればと思っています。
サービス面では、ここ数年お客様からご相談が多く入ってくるのが、着物のメンテナンスや仕立替え、染め直しなどの着物クリニック相談です。
この分野は、これから伸びる可能性があるので、その対応をもう少し広げたいと思っていましてね~
どうしたらいいのかを検討しているところです。
そして忘れてならないのが、着物の着付けができる人を増やしていくことです。
現在週2回、お客様に委託して、店内で着付け教室を開いていますが、PRが不足していて考えているほど生徒さんが増えていません。
この分野を改善していくことも、今年の課題かと考えております。
そして私は苦手とする着物を着る場を提供していくことも、店の役割かと考えていますが、せめて年に2度ぐらいはお客様と遊べる時間を設けたいです。
しかしこれらのことは基本方針に過ぎず、過去にも唱えてきたことです。
要は実行力で、私に求められるのは、こうしたいと思う事の駒をどのようにして進めるかです。
そこで考えておきたいことは、何をするにしても、小さな商圏の中で固定客を対象にしていては、目的とすることに限度があるということです。
店のPRであったり、呼びかけひとつとっても、インターネットの普及を考えると、有効に生かして店の存在を知っていただくことから物事が始まる気がしてなりません。
店の物やサービスの資源を、一人でも多くの人に知っていただくためにも、ネット対策は、これからの店作りに欠かせない強みに変わるものだと捉えています。
ホームページが新しくなり、検索数が少なくなっていることもあり、今期はこのことにも知恵を絞って改善を図りたいです。
多方面に駒を進めていくことを考えると負担も多くなりますが、ここが正念場。
毎日呟きながら目的地を見失わないようにしたいです。
そして明日は京都出張の日。
この月は結城紬展も控えているので、その会の品揃えも含め、仕入先を見て歩きたいと思っています。
まとまらない文になっているかもしれませんが、今後とも温かな眼差しで見守っていただけたら嬉しいです。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







