少し風があったようですが秋晴れのよい一日でした。
今日で9月が終りましたが、私の店は今月が本決算でここ数日いろんなことを考えていました。
着物のおしゃれに関心を示さない方が増えていることや、気軽に立ち寄っていただきたい店を作りたくて、揃えた和雑貨が有効に生かされていないことなど、この一年、お客様との呼吸が合わなかったことをしきりに反省していましてね~
それはお客様の価値観の変化と、この店が目指したい店の在り方との距離を感じるもので、考え方と取り組みの姿勢の甘さが結果に表れたのでしょう。
問題点を拾い出したらキリがありませんが、そのことよりも呉服店が年々少なくなっているだけに、なんとしても奮起して着物ファンに愛される店を築いて行かなくてはなりません。

日めくりカレンダーの言葉
店の掲示板に提げてある松下幸之助の日めくりカレンダーに「愛されてこそ商売人」の言葉。
商売をする者に大切なのは、お客様に愛され、かわいがられること。
「あの人がやっているのだから買ってあげよう」と思ってもらえるようにまでなりたい。
そのためには、お客様に誠意をつくす奉仕の精神が何よりも大切である。
この言葉を素直に受け止めたいと思っています。
繰り返しになりますが、言い訳よりもお客様に喜んでいただけることを考え実行して、それを続けていくことが物事を変えるきっかけに繋がることを言い聞かせたいです。
勇気と根気のいることですが、心の整理をしておきたくて記事にさせていただきました。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







