雨が降り止むことがなかった京都は、傘がないと歩けないこともあって、うっとうしさを感じさせられるものがありました。
いつものように仕入れ先を順番に回ってまいりましたが、毎月訪れていると目が慣れてしまっていて、珍しい商品に出逢えたと言いにくいものがあり、担当者と話をしていても明るい話題を聞くこともなく、淡々と物事を消化した一日だったかもしれません。

組紐の干支飾り「戌」
この映像はお香を取り扱うメーカーさんが毎年市場に送り出している組紐で作った干支飾りの「戌」。
今月の結城紬展と時を同じくして、店内で来年の干支飾りを発表しますが、ここの仕入れ先だけが物作りが遅れていて、しびれを切らして、その会社に押しかけて確認させていただいたものです。
組紐で犬を形どり、首輪に白檀の玉が付いたものになりますが、なかなかの出来栄えでとても気に入りました。
これで当店が取引をしているすべての仕入れ先の干支飾りを手配することができました。
今月の21日から30点余りの戌年の置物を発表させていただきますが、しばらくは、ご予約品としてご注文を取りたいと考えているところです。
ちなみに、こちらの組紐の戌は税込¥6,480の品になります。
さて、話題は替わりますが、昨日私のブログを見てくれている方から、10月9日に店に寄りたいとのメールが届いていましてね~
そのメールを確認した娘が返事を送ると、ロサンゼルスからお越しになられるとのことを知ることとなり、ビックリさせられました。
アメリカ人のご主人と金沢お泊りになられるそうで、奥様は岐阜県のご出身だそうです。
そのことを知って、金沢には私の店より立派で文化の高い店がいっぱいあるのに「私の店でいいの・・・」。
そんな不安みたいなものがあって心踊らされています。
短期間で店の質を変えられる訳でもなく、ここは開き直るしかありません。
それにしても嬉しい話題です。
取り止めのない記事になりましたが、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







