1月15日は「小正月」といわれるもので、太陽暦の上で新しい年が始める元旦に対して、旧暦の年の始めにあたることから小正月と呼ばれています。
大正月は年神様を迎えることが中心ですが、小正月はあずき粥(がゆ)を食べて豊作を祈るというこじんまりした正月で、大正月で忙しかった女性がやっと休める日でもあることから「女正月」ともいわれています。
このことからも昔はゆっくり時間が流れていたのでしょう。
しかし現代は少し様子が違います。
この時期に成人式や左義長も執り行われていまして、今日までお正月気分を味わえたものですが、今年は1月7日に成人式があり、町内の左義長も1月7日でした。
物事が急ぐようにして過ぎていって、日本の風情と生活のゆとりは何処へやら・・・
今年はドカ雪騒動もあり、随分前にお正月が終ってしまったような気分になっていて、小正月をケジメに店内の模様替えに入ったところです。
お正月の香りがするものは片づけ、次のステージに向かおうとしていますが、今回の寒波は北陸に大きな爪跡を残したのか、道路事情が回復していない地域が残っていて仕事に影響が出ている感じが致します。
天気のせいにしてはなりませんが、店は昨年の12月とはまったく姿を変えてしまって、お客様が激減していましてね~
心が痛み始めております。
そればかりか、風邪で集中力を失っていて、痛みが喉から胸にきていまして咳と鼻水が出始めるというあり様。
その先どう動くかが鍵となりますが、昔のように今日までお正月だったと解釈して、次のことを考えてみたいと思っています。

お雛様の提案
そして、奥に展示していたお雛様の場所を移動して、憩いの場の隣に集中させてみました。
娘は2月23日の包みの日(風呂敷の日)に向けて店のスタッフと共に構想を練ってくれているようで、期待を寄せていますが、来客が落ち込むこの時期に何ができるのかを真剣に考えてみたいと持っています。
その前に体調を整えなければなりません。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







