先日のドカ雪は運送業に混乱を巻き起こしたみたいで、昨日も今日も、店から発送する荷物の集荷に寄っていただけません。
昨日も京都の担当者から電話があり、北陸の雪の状態がどうなっているかの問い合わせがありました。
発送した荷物が届いていないとの電話が北陸の専門店さんから寄せられていて、実態を確認したかったのでしょう。
おそらく運送業者は配達が遅れている荷物を優先させたくて、集荷の受付を見送ったのだと思われますが、ネットからいただいた注文が2件あり、発送ができないことを心苦しく思っています。
明日は荷物の集荷ができるようになると期待していますが、雪になれている北陸人であっても、今回の雪はいろんなところに問題を残したようです。
今回のような度が過ぎた雪が降ることがあるから、人一倍、春が恋しく思えるのかもしれませんね。
とにかく割り切って、春の準備を整えたいと思っているところです。

作家物の綾織り八寸帯
この画像は染織作家の見留敦子さんが手がけた綾織の八寸帯です。
組紐のような織り方をした帯で、吸い込まれそうな曲線美に作り手の美学を感じさせられていますが、手仕事とあってとても締めやすい帯かと思っています。

作家物の綾織り八寸帯
見て下さいこの組み方を・・・
織り糸を染めて、藍の濃淡と白でグラデーションを作り出しながら立体感を創り出しているものです。
気の遠くなる時間がかかったのではないでしょうか?
無地感の染め物の着物や、紬などに合わせると見留さんの作品が生かされるのではないでしょうか?
何気ない帯に見えるかもしれませんが、作り手の技が味となっておしゃれを楽しむことができることでしょう。
単衣物にも合すことができる帯であることも一言付け加えさせていただきます。
参考にさせてみて下さい。

店のウインドー
この時期はお客様の来客を望みにくいところがあり、苦労させられますが、せめて外から見ることができるウインドーだけは頻繁に替えて、お客様の興味を引くものになればと考えています。
今月はこれで3度目の模様替えとなりましたが、いくらかでも春が伝えられるウインドーであればいいのですが・・・
そんな願いを持って雰囲気を変えてみました。
ところで体内で風邪のウィルスが動き回っているのでしょう。
昨夜の胸の痛みも治まり鼻水と咳が少し残っていますが、ずいぶん楽になりました。
ウィルスも私の体内では勝ち目がないと思って諦め始めたのかもしれません。
油断はできませんが、もう少しでウィルスとサヨナラ出来そうです。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







