今日はお昼の部の着付け教室で、教室が終ってから着物で花見に行こうという話が持ち上がりましてね~
そのような話になると、すぐに話がまとまるもので、4月10日の火曜日にお花見をすることとなりました。
そのお世話を私がさせていただくことになり、早々に昼食が取れる店を予約したいと考えておりますが、着物を着る場を提供することができて本当に良かったと思っております。
一方で、時を同じくした頃に、京都で開催される”花成り会”の展示会へ向けて京都で一泊する予定でいまして、ホテルを探すのですが何処もいっぱいで、仕入れ先にも探していただいていますが見つかりません。
改めて花見時期の賑わいを実感していまして、持ち上がった着物で花見の会に向けての参加者を把握して、急いで昼食が取れる店を探さないといけないと考えているところです。
さて今日は結城紬に絞り染めで作られた帯とのコーディネートをアップしてみました。
街着となるものですが、花見時期に結城紬でお出かけなんて、着物を着慣れた感じがしてステキだと思われませんか?
結城紬は軽くて暖かいのが特徴で、長時間着物を着ていても体に負担がかからない着物といえるものです。
墨色に絣で草木の柄を縞のようにして織られたもので、素朴な味わいにさりげないおしゃれ感を感じさせられています。
その結城紬に合わせたのが絞り染めの帯です。
幾つかの絞りで構成されているのが見て取れるかと思いますが、総絞りの帯なんですよ・・・
この状態では帯として締めることができないので、巾出しをしてから帯芯を加えて名古屋帯として整えるものです。
おそらく帯の種類の中でもっとも軽い帯と言えるかもしれません。
年代幅も広く、結城紬などに合わせていただけたらおしゃれが際立つことでしょう。
このような帯を見たことがない方もいるかと思いまして、紹介させていただきました。
参考にされてみて下さい。
ところで、地域の入学式が近づいていますが、今年は半衿などの取り付けの相談が少なくて、どうなってしまったのかと不思議な気持に駆られています。
慌てていないのか、それとも着物を着る人が少ないのか、余計な心配をしておりますが、いつもと様子が違う感じがします。
考え過ぎないようにしていますが、地域の方と寄り添うことって本当に難しいことですね。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。