5日間の涙市が今日で幕を閉じました。
炎天下にもかかわらず、今回の会に足をお運びいただいたお客様には心より感謝申し上げたいと思います。
ありがとうございました。
今回も着物愛好家との初めての出会いをいただくことができましたが、日を追うごとに来客が少なくなり、苦い涙も流していました。
いっぱい涙を流した気がしますが、どれだけ経験を積んでも、より多くの人の心を動かすという課題は改善されていなくて、力不足を感じている次第です。
重たい重圧から解き放されて、身も心もリフレッシュしたいところですが、明日からは会場の後始末。そして浴衣パーディーの段取り。
動き出している店作りという車はガス欠になっても止まることがなく、次の目的地に向かってギァーを入れようとしているところです。

明石ちぢみをコーディネート
さて、こちらは夏の着物として知られている明石縮を紗の生地に染めた帯でコーディネートさせていただいたものです。
若さと夏の暑さを吹き飛ばす力強さがこの着こなしから伝わってまいります。
詫び寂とは少しばかり次元の違うものですが、エレガンスな華やかさがあり、背丈のある方がお召しになるとオシャレでしょうね~
オフホワイト系の地色の明石縮にレモン色の帯。そこには大胆なお花をブルーの色で描いていて、夏を迎え入れる南国の世界。
まさに夏を楽しむ着こなし方で、それが返って人を惹きつけるのではないでしょうか?
特に色の組合せがとても素敵だと思っております。
暑さで夏場に着物を着ることを避けるが人が少ない中で、この着こなしをサラリと着こなせたなら最高のオシャレと言えるでしょう。
さて貴女なら、この着こなしにどのような色の帯締めを加えますか?
こんな感じでいろんな想像が膨らむのも着物の面白さ。
着物で心が豊かになればと思い紹介してみました。
そして明日の夜は着付け教室。
それまでに広いスペースを明けなくてはなりません。
明日は後かたずけに追われそうですが、身体を休めて明日に足を向けたいと思っています。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







