来週の19日(金)から開催する神無月の会に向けて準備を進めているところですが、今日から会場の準備に入りました。
まず先に畳を入れて売り場を広げることから物事が始まる訳ですが、地味な仕事に根気を失っています。
ゆっくり体を休めたいところですが、会が終わるまで粘り強く頑張らないといけませんね。
では今日の投稿です。
和装のコーディネートの中で着物と帯の合わせ方も大事だと思っていらっしゃる方が多いかと思いますが、長年この仕事をしていて、おしゃれのポイントが帯〆にあると言っても言い過ぎではないと思っています。
例えていうのなら男性のネクタイみたいなもので、色合い一つでその人のセンスがうかがえたりするものです。
その一つがこちらの帯〆です。
どれも色合いが綺麗でしょう。
小紋や紬などのおしゃれ着に合わせるとシックリくると思っていますが、興味深いのはリバージブルの組み方になっていることや房がないことです。
この画像を見ていただけると2色の色を持った帯〆であることや、房がないことがお解りいただかるかと思います。
組紐のような組み方をしているので、とてもしなやかで帯〆が緩んでくることもなく、ラインも綺麗にまとめることができてとても締めやすい帯〆です。
房がないことから、帯留めの金具の枠が広ければ帯留めの紐としても使えるのです。
お値段は本体価格¥10,000の品ですが、楽しめる要素が幾つもあって優れものの帯〆だと思っております。
他にも房が特徴的な帯〆があります。
丸の組紐になった先が色を変えたポンポンのような玉になっていましてね~
正面は無地の結び目となりますが、脇におしゃれなポイントが現れて面白味を感じていただかるのではないでしょうか?
以前にも紹介させていただいたことがありますが、とても評判のいい帯〆に一つなんですよ。
寒さが増す季節にピッタリの帯〆かと思っております。
お値段は本体価格¥13,000の品になりますが、他にもおしゃれな帯〆を揃えさせていただきました。
なによりもコーディネートに合うものなのかが優先されますが、たまには帯〆にこだわってみてもいいのではないでしょうか?
装いの雰囲気がガラッと変わるので、一度試してみてください。
着物と帯をお持ちになられたら、その道案内をさせていただけるのではないかと思っております。
どうか気軽にご相談ください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい