今日も客様の多い一日でした。
寒波が来ていると聞いていますが、今のところ雪もなくて足元が良いこともあるのでしょう。
それも今日までかと思っています。
荒れた天気となればお客様が激減するだけに明日以降が少し心配かな~

風呂敷コーナー
今日も店内の模様替えに明け暮れていて、今日は風呂敷コーナーを少し変えてみました。
とにかく商品が沢山あるもので、ある一部分を替えようとすると、空いているスペースに物を仮置きしてから始めなくてはならず、お客様がお越しになると、無造作の置いてある商品をかたづけなくてはならないもので、お客様は落ち着かないと思います。
時間ばかり取られてしまいますが、初売りに向けて準備を進めているところです。
初売りは3日からで、店内奥に設けた特設会場では木目込み雛人形を発表させていただきますが、着物部隊は入卒用のお母さんの着物をテーマに新しい商品を紹介させていただきます。
同時に、お若いお母様の入卒の装いに向けての着物相談も始めたいと考えていて、店頭にその呼びかけともなる看板が立ちました。

入卒の着物相談会の看板
その看板は「入卒の着物相談会」という簡単な文字で書かれたもので、そこに入れたカットが今時とは言えないレトロ感があるでしょう。
気楽さと、見る人の目に留まる看板になればと思って作ったものです。
新しい商品を提案するという趣旨の会よりかは、着物が分からない人たちに寄り添える店でありたいと考えていまして、晴れの日に向けて、タンスの中にある着物コーディネート相談や、着物を着たいと思っている方の困り事にお応えしたいというのが目的です。
と言いながらも着物屋でもあり、入卒用の装い提案もさせていただきます。

附下をコーディネート
ここにコーディネートさせていただいた附下もその一つで、晴れの日のお母さんにふさわしい着物ではないでしょうか?
古典柄の御所解(ごしょどき)文様で地色は水色。
春の色合いかと思っていますが上品でとても素敵でしょう。

御所解文様の附下
手描きで京刺繍もあしらっていて正統派の附下と言えるものです。
入卒用の着物だけでなく、七五三参りや結婚式の披露宴であったり習い事の場にも活かしていただける着物かと思っています。
このコーディネートは30代から40代の装いになるのではないでしょうか?

西陣袋帯
合わせた袋帯も古典柄で、フォーマル着だったら着物を選ぶことなく合わせることができる癖のない帯だと思います。
これら総合的なお母さんの入卒用の着物相談会を初売りでさせていただきたいと思っています。
上手く記事をまとめることができませんでしたが、初売りは「雛人形」と「入卒の着物」の2本柱で新年をスタートさせていただきます。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







