千円余りのがま口とPOPに潜んでいる商売のツボを考えてみました・「もう少し・もう少し」

がま口集合のPOP 店主のひとりごと

新年に向けて店内をできるだけ一新したいと考えていまして、今日も和雑貨コナーの模様替えに知恵を絞る一日だったかもしれません。

 

娘が手伝ってくれているもので、和雑貨のレイアウトを娘に任せるようにしていて、最近では商品ティスプレーのコツを掴んだのか安心して見ていられるようになりました。

 

とは言え、商品量が多いもので試行錯誤している様子が伺え、午後からは一緒になって和雑貨コーナーを触り始めたところです。

 

 

 

 

小さながま口

小さながま口

 

そして娘が和雑貨の柱として考えたのが、「がま口特集!」。

店にあるいろんなタイプのがま口を一つのまとめ、使い方の提案を考えてくれたようです、

 

画像の品は入荷したばかりの、幅6,5㎝の猫や犬柄で作られた小さながま口ですが、大きさやデザインの違ったがま口が集められたコーナーの一角には娘が書いたポップが・・・

 

 

 

 

がま口集合のPOP

がま口集合のPOP

 

そこには、がま口特集と題して小銭入れ以外の使い方も書き込んであり、お客様にアピールするものを用意したみたいです。

 

 

並べておけば売れる時代は遠い昔に終わっていて、この世は商品で溢れかえりネットでも買える時代となれば、どうして売るかが問われています。

 

実店舗を持つものとしては見逃せない現実で、大げさかもしれませんが売る方法を考え実践しないと生き残れない時代。

 

そのことを理解してくれているのか、アイディアを出してくれていることに勇気付けられます。

 

 

 

それが店の戦力として生かされるか否かは別次元の話ですが、何事にも踏み出し結果を知ることは経営の財産になるものだと考えています。

 

言葉を変えるなら、失敗の経験の数が商売のツボを見つけ出す近道だと解釈していて、諦めない限り失敗が経営の財産に変わっていくものだと言えるでしょう。

 

 

たかが千円余りのがま口ですが、売ることを考える知恵は必ず他の商品でも生かされるに違いありません。

 

それにも増して、お客様に喜んでいただけることに心を使うことを忘れないでいれば、店のファンになっていただけるチャンスが広がるのではないでしょうか?

 

商売のツボが何処に潜んでいるか分からないだけに、いろんなことを試しながらお客様のハートを掴むことができれだとしたらハッピー。

 

何度失敗しても、諦めないでチャレンジできたとしたら、それもまたハッピー。

 

心の持ち方次第ですが、今年は思い通りにならなかった一年で学びの多い一年でもありました。

 

この一年がどちらの転んだのかが判断が尽きませんが、どっちに転んだとしてもハッピーと思えるだけに立ち止まってはいられません。

 

 

この経験を生かすも殺すも私しだい。

 

 

同じ価値観を共有できる仲間がいるということは本当に有り難いもので勇気付けられるものです。

今年最後の着地の日まで、来年の架け橋となるものを一つ一つ拾いながら未来に舵を取れたらと思っています。

 

 

「もう少し、もう少し」、この気持ちを忘れないようにしてもう少し頑張らないといけませんね・・・

 

 

今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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