昨日は大寒で今日は久しぶりの積雪。
春はまだ先ですが、お子様がこの春に学校を卒業される先は、入学式も続いて執り行われることもあり、家族の記念日として、どちらかを着物で出席されることって、お母様の心遣いを形に変える行為と言えるのかもしれません。
それは式典に敬意を払うことでもあり、洋服にはない魅力が着物に秘められていると思っている方も少なくないのでは・・・
そんな想いを秘めた方に着物のアドバイスをさせていただくことが店の役割かと考えています。
入卒時に着物を着られるようであれば、タンスの中にあるものを一度チエックされてみてください。
着物や長襦袢などにシワや汚れがないか、長襦袢に半衿が付いているかなど、確かめておかなくてはならないことが多くあるので、その確認を済ませておくと慌てずに着物が着れることでしょう。
新しく着物のご準備をお考えの方は、今ぐらいからきもの専門店さんでご相談されることをお勧めさせていただきます。
いろんな選択肢が考えられますが、安心できる店で相談されてみてください。
さて、こちらの着物は古典柄の七宝紋の小紋になります。
七宝紋は季節を問う柄ではなく流行に左右されないこともあって、お茶着としても評判のよい着物と言えます。
今日はこのグレー地の着物で入卒用のコーディネートを考えてみたのでご覧ください。
そのコーディネートは七宝紋で着物と帯を組み合わせた晴れの日の装いです。
ダークな色合いの小紋ですが、帯を袋帯にすることで格調高いものになっています。
控えめな感じも式典にふさわしいのではないかと考えていますが、大人の味が出ていて素敵でしょう。
帯〆にはヒワ色入れ、帯揚げにはちりめん地に桜の柄を刺繍したレモン色で合わせて、春をイメージさせていただきました。
着物は小紋になりますが、セミフォーマルっぽい着こなしになったかと思っています。
それに着物と帯が同じ柄というのもお洒落でしょう。
それぞれに好みがあるかと思いますが、参考になればと思って紹介させていただきました。
今日はサーカーの試合をライブで見れるもので、自宅に戻って応援したいと思っています。
ということで、今日はこれで閉店です。
では、お休みなさい。